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生きづらさを抱えるこども・若者のための総合相談会を横浜赤レンガ倉庫で開催

K2インターナショナルグループで運営する共同生活寮は、若者たちがさまざまなチャレンジをする基盤。自分たちで夕食をつくり、支援員もともに一緒に食べる日常風景。

K2インターナショナルグループで運営する共同生活寮は、若者たちがさまざまなチャレンジをする基盤。自分たちで夕食をつくり、支援員もともに一緒に食べる日常風景。

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 生きづらさを抱えるこども、若者の生活や仕事の支援を続ける「K2インターナショナルグループ(横浜市磯子区東町9)による総合相談会「不登校・ひきこもり集中相談会(無料)赤レンガbyK2」が、横浜赤レンガ倉庫1号館2階(横浜市中区新港1)で10月16日、始まった。18日まで。

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 K2は、横浜で1989年から活動をしてきた民間の若者支援団体。海外生活体験や働く場・共同生活の場作りなど、若者の生きる力をはぐくむ事業を展開している。

 また、湘南若者サポートステーションなど、行政と連携した相談事業や、育て支援・学童保育など思春期以前の子供たちのサポートも行っている。いずれも、不登校・ひきこもり・発達課題など生きづらさを抱える子ども達・若者達の自立・就労を支援し、ともに生きる場をつくり続けてきた。

 今回の「不登校・ひきこもり集中相談会(無料)赤レンガby K2」では、K2グループの相談員が一堂に集まり、不登校から不就労、発達障害や福祉支援の手続き、活用できる公的サービスの紹介など、こども・若者に関わる様々な相談に対応する。今回の相談会、多彩な相談員が1カ所にいるため、「どこに相談にいったらわからない」という複合的な悩みを持つ場合にも対応できるという。

 K2インターナショナルグループの岩本真実さんは「当事者だけではなく、家族や支援者の具体的な相談にも対応できる。K2の強みは、生きる力を育むための多様なプログラムや場を持っていること。また地域とのつながりも深い。ぜひ一歩を踏み出し、まずは気軽に話に来てほしい」と話している。

 同相談会と同時開催されるセミナーは、16日は支援者向け、17日は保護者・家族向け、18日は当事者向けとなっている。相談会開催時間は、10時~17時(最終受付16時)。問い合わせや詳細はホームページ。

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