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横浜西口に世界初の「3DCGホログラフィック専用劇場」-生身の人間が登場しない「CGの舞台」

「3DCGシアター(仮称)」外観イメージ

「3DCGシアター(仮称)」外観イメージ

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 横浜駅西口に2015年春、世界初の3DCGホログラフィック専用劇場「3DCGシアター(仮称)」(横浜市西区南幸2)がオープンする。

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 建設中の「Sotetsu YOKOHAMA Village(相鉄ヨコハマビレッジ、仮称)」内に常設される同劇場は、相鉄アーバンクリエイツ(横浜市西区)が施設開発、初音ミクのライブコンサート方式を考案・プロデュースしたワイドワイヤワークス(東京都中央区)、Zeppホールネットワーク(東京都港区)、ローソンHMVエンタテイメント(東京都品川区)の3社が中心となり企画運営を行う。

 最新のサイネージ技術により世界最高のホログラフィック演出を可能にするステージ機能を備え、原則として舞台上に生身の人間が登場しないCG映像のみの中長期公演を想定。ワイドワイヤワークスと、世界唯一の大型ホログラフィック・ステージ・システム「eyeliner」を用いてアニメ「ワンピース」を始めとしたさまざまなコンテンツのホログラフィック公演を手がけるstudioTED(東京都新宿区)が共同でステージ企画の開発を進めているという。舞台演劇、コンサート、ゲーム、伝統芸能や企業イベントも含めたさまざまなコンテンツ興行を実施予定。

 国内のみならず、アジアや欧米を含めた世界からのインバウンド促進に寄与する観光施設としての展開も視野に入れているとのこと

 相鉄アーバンクリエイツ開発事業本部横浜駅西口事業部係長の友田陽介さんは「当施設では一般的な映画館やご家庭で3D映像を楽しむために必要な眼鏡などを必要とせずに、迫力あるホログラフィック映像によるオリジナルコンテンツをお楽しみいただける。今後も実施公演など決まりましたら随時お知らせしてまいりますので、今後の展開にご期待いただければ」と話している。

 施設は平屋建てで、面積は約800平方メートル。定員は400人程度を予定している。建設予定地には劇場のほか店舗も開設される予定。

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