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横浜高島屋美術画廊で小林政嗣さんの個展-横浜出身の洋画家

「三ツ峠富士」を挟んで小林政嗣さんと陵子夫人

「三ツ峠富士」を挟んで小林政嗣さんと陵子夫人

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 横浜高島屋(横浜市西区南幸1)7階美術画廊で9月10日から、横浜出身の洋画家・小林政嗣さんの個展が開催されている。

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 小林さんは1942年横浜生まれ。1998年に熊本県に拠点を移すまで、長く横浜で制作活動を行なってきた。個展を中心に活躍し、大本山総持寺(鶴見区)の「牡丹」をはじめ、伊勢山皇大神宮(西区)、妙法院(旭区)、浅間神社(西区)など横浜市内の寺院の所蔵する絵画を多数手がけている。横浜高島屋での個展は2010年以来4年ぶり。

 同展では、世界遺産となった富士山を題材とした「三ツ峠富士」や「箱根富士」をはじめ、「椿」や「牡丹」、「薔薇」など新作20点余りを展示している。

 「水辺の花」と題された小さな絵には、水面に浮かぶ水上葉の間にすっと立つ小さな黄色い花をつけるスイレン科のオグラコオウホネが描かれている。6月から9月の間に長い花茎の先端に1つだけ黄色い花を咲かせるという。知人の勧めで訪れた福岡県八女市星野村の麻生池に群生していた花だが、絶滅危惧種に分類されている希少品種で、2000年には福岡県天然記念物に指定された貴重な花だという。

 小林さんは1998年に陵子夫人の実家がある熊本に拠点を移した後、2001年に熊本県玉名郡和水町の肥後古民家村にある築後約250年経っているかやぶき屋根の古民家に「小林政嗣美術館」を開館。ギャラリーにカフェを併設し、地元の人にも愛される個人美術館を夫婦二人で運営してきた。2013年には肥後古民家村の美術館を閉館し、自宅の一部を改装した「カフェギャラリー小林」を新たに開業した。

 小林さんは「花には花の『気』、山には山の『気』がある。それを表現したいと思って絵を描いている」と話している。

 開催時間は10時~20時(最終日は16時まで)。展示は9月16日まで。入場無料。

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