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横浜中華街に期間限定アートカフェ「ヨコハマサイドステージ」

日中韓を中心とした各国のお茶やスイーツを提供

日中韓を中心とした各国のお茶やスイーツを提供

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 横浜中華街の体験型ショッピングセンター「横浜博覧館」(横浜市中区山下町145)に、アートカフェ「東アジア文化都市2014横浜カフェ~ヨコハマサイドステージ~」が期間限定でオープンしている。

ヨコハマサイドステージオープニングに登場したアイドルグループ「でんぱ組.inc」

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 ヨコハマサイドステージは、横浜市が日中韓の3カ国で行っている文化交流事業「東アジア文化都市2014横浜」の一環。「食とアートでつながる東アジア」をテーマにしたアートカフェと位置づけ、横浜博覧館3階のガーデンテラスカフェで、日中韓を中心とした各国のお茶やスイーツを提供する。テラス席には、カフェ利用者が自由に使える「足湯」や「幸せの銅鑼(どら)」を設置。席数は80席(テラス席=50席、室内=30席)。

 ヨコハマサイドステージオーガナイザーは音楽プロデューサーの福嶋麻衣子さん(もふくちゃん)。「でんぱ組.inc」の夢眠ねむさんがヨコハマサイドステージクリエーターを務め、同カフェのロゴデザインを手がける。

 メニューは、フード=韓国のりとクリームチーズ、湯葉の琥珀(こはく)のせ、シュウマイ、キムチカルビ炒飯、ナシゴレン、マンゴープリン、抹茶のわらび餅。ドリンク=杏仁バニラシェイク、きな粉シェイク、ベトナム風コーヒーシェイクなど。

 今後は同カフェでアート、音楽、ファッション、ポップカルチャーなどをテーマにした展示やイベントを開催し、東アジア文化都市2014横浜事業の情報発信拠点として活用していく。

 8月16日のヨコハマサイドステージオープニングには、「東アジア文化都市2014横浜」広報親善大使の6人組アイドルグループ「でんぱ組.inc」が登場。カフェを埋め尽くすファンに、相沢梨紗さんは「秋葉原のライブ&バー『ディアステージ』とはまた違い、ヨコハマサイドステージは屋上庭園の提灯(ちょうちん)などアジアンな雰囲気がとてもステキだと思う。中華街で遊んだ後に気軽に立ち寄ってもらえたら」と呼びかけた。

 また、夢眠さんは「芸術の秋と言われるが、やはり自分は『食欲の秋』。横浜中華街にいると、飲食店に北京ダックが吊るされていて誘惑される。開放的なヨコハマサイドステージはギャラリーとしても活用できる空間。ぜひ皆さんの憩いの場にしてほしい」と語った。

 ヨコハマサイドステージでは、芸術・文化活動をしている女性クリエーターの応援企画として、女性クリエーターを募集中。クリエーターズに登録すると同カフェ内で展示や販売、ドリンクサービスなどの特典が受けられる。詳細は「東アジア文化都市2014横浜カフェ」ホームページから。

 ヨコハマサイドステージの営業時間は11時~21時(金曜・土曜・日曜は22時まで)。11月16日まで。

 横浜市は、東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、アジアを中心に世界中からアーティストが集まる「文化芸術のハブ都市」を目指し、日本、中国、韓国の3カ国で行う文化交流事業「東アジア文化都市 2014 横浜」を実施。

 現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2014」(11月3日まで)を中心に、舞台芸術の交流イベント「日中韓芸術祭」(9月4日)、東アジアの現代アートの展示会「Find ASIA-横浜で出逢う、アジアの創造の担い手」(11月3日まで)など、さまざまな文化交流イベントを開催する。

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