パシフィコで福祉総合展「ヨッテク」-暮らしを快適にする福祉テクノロジーを体験

昨年の「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2013」の様子

昨年の「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2013」の様子

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 パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で7月11日と12日、体験型福祉情報イベント「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2014」(愛称:ヨッテク)が開催される。

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 今年で13年目を迎える同展では、「 探しに行こう!暮らしに活きるリハビリテーション」をスローガンに、見て・触れて・遊び・考えることができる最新福祉機器の紹介や、「高次脳機能障害の方への支援を知ろう!」「障害者の暮らしをデザインする支援」などをテーマにした無料セミナーやシンポジウムを開催する。主催は横浜市リハビリテーション事業団(港北区)。

  2014年は「毎日の暮らしを快適に」を全体テーマに、入浴やトイレ、家の中の移動、調理、コミュニケーションなど、毎日の暮らしの中にあるちょっとした不便を快適にしていくための情報・アイデアを豊富にラインナップする。暮らしを支える各種福祉機器を試すことができるほか、会場内にいる理学療法士、作業療法士、義肢装具士、建築士などの経験豊富なリハビリテーション専門職スタッフから、最適な福祉機器や住環境づくり、さまざまな生活場面における介助技術のアドバイス受けることができる。

 今年からスタッフは自らの専門職種名や得意分野を書いた「YRS(ユアーズ)マイスター・ゼッケン」を着用する。昨年の開催時に、自らの職種を大きく書いたゼッケンを着用したところ、来場者・出展者とのコミュニケーションが活発になったため、今年から本格運用する。

 ヨッテク総合プロデューサーの小川淳さんは「(毎日の生活の補助として取りつける)手すりひとつをとっても、取りつける位置や角度などによって使い勝手は各段に異なる。今回は実物のトイレや浴槽などをご用意し、リフトやバスボード、車椅子などを実際に使っていただきながら、『あなたにとっての最適な使い勝手』を50人の『YRSマイスター』を始めとする事業団の専門スタッフが総力をあげてアレンジする。今年もヨッテク会場で、可能性・未来・夢・元気を感じとってもらえれば」と話す。

 会場はパシフィコ横浜・展示ホールD。開催時間は10時~17時。入場無料。詳細・問い合わせはホームページで。

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