横浜都心臨海部（中区・西区周辺）のニュースを扱うインターネットサイト「ヨコハマ経済新聞」は3月14日、シェアスタジオ「ハンマーヘッドスタジオ 新・港区」（横浜市中区新港2）で、創刊10周年記念パーティーを開催する。

　同媒体は2004年3月、「みんなの経済新聞ネットワーク」（本部＝東京都渋谷区）2番目の媒体としてニュースの配信を開始。西区・中区を中心としたエリアを取材し、飲食店などの新規開店やイベント情報、市内のキーパーソンのインタビューなど、計8,800本以上の記事を配信してきた。

　イベント当日は、地産地消にこだわった料理を手がける「ど根性ホルモン」（横浜市西区）オーナーシェフの椿直樹さんのプロデュースで、市内の農家やフードデザイナーが協力するフードが楽しめる。また、横浜ビールやベイブルーイングヨコハマによる地ビールや、横浜ワインなど、これまでハマ経の記事で扱ったさまざまな店舗や商品を紹介・提供する。

　さらに、2000年に開設された「シブヤ経済新聞」の西樹編集長による挨拶のほか、横浜を拠点に活動するマーチングドラムを用いたドラムパフォーマンス集団「鼓和-core-」が迫力ある演奏で場を盛り上げる。

　ヨコハマ経済新聞を運営するのは、まちづくりやシェアオフィス運営に取り組むNPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」（中区相生町3）。今回のイベントは、2013年11月に10周年を迎えた横浜コミュニティデザイン・ラボの記念イベントも兼ねている。

　ヨコハマ経済新聞編集長の杉浦裕樹さんは「2004年3月、書くことについてはアマチュアだった私1人で始めたハマ経は、『書くこと』で地域に関わろうとするたくさんの市民のみなさんに育ててもらい、10年間『まちの記録係』として運営を続けることができた。いつも取材させていただいている皆さん、読んでくださっている方たちとともにささやかなお祝いができたら」と話している。

　参加費3,000円（フード・ドリンク・記念品付）。詳細・申し込みは「ヨコハマ経済新聞文化センター」ページから。