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横浜で「クラウドファンディング」セミナー-購入型の成功事例紹介も

金沢区のニットーは200人から1,317,000円を調達した

金沢区のニットーは200人から1,317,000円を調達した

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 中小企業を支援する横浜企業経営支援財団(IDEC、横浜市中区太田町2)は2月25日、新しい事業資金の調達手法として注目されているクラウドファンディングについてセミナーを開催する。

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 クラウドファンディングとは、インターネットを通じて不特定多数の人々に比較的少額の資金提供を呼びかけ、一定額が集まった時点でプロジェクト成立となり、実施主体に資金が提供される仕組み。日本では2011年頃から購入型と呼ばれる、購入金額に応じてサービスや商品などが得られるサービスが始まり、市場が立ち上がりつつある。

 セミナーでは、従来注目されていた購入型に加え、株式型や貸付型のクラウドファンディングについて紹介する。当日は5部構成で、1~3部が講演、4部が講師陣などによるパネルディスカッション、5部が懇親会となる。1部は「株式型と貸付型のクラウドファンディングの制度説明と今後の活用方法」と題し、日本で初めての証券会社が提供するクラウドレンディングサービス「クラウドバンク」を提供する日本クラウド証券の代表取締役社長・大前和徳さんが講師をつとめる。

 2部は「購入型クラウドファンディングの今後の展望」をテーマに、購入型クラウドファンディングサービス「Makuake」を運営するサイバーエージェントクラウドファンディング代表取締役・中山亮太郎さんの講演。3部は「クラウドファンディングの事例紹介」と題し、中小製造業の自社製品でクラウドファンディングを活用し製品化を実現した横浜市金沢区のニットー代表取締役・藤沢秀行さんが講師をつとめる。

 イベントを企画したIDECの鴇田実さんは「クラウドファンディングは新しい資金調達方法として注目されてきていますが、それだけでなく、マーケティングや広告宣伝の手法としても役立てることができる。リスクを最小限に抑えつつ、新製品や新商品を生み出す手法として中小企業の皆さまにご紹介をさせて頂ければ」と話す。

 14時~18時まで。ガーデンシティ横浜(横浜市神奈川区金港町3)にて開催。参加費は2,000円。申込はIDECセミナーページより。

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