横浜港に3代目「クイーン・エリザベス」初入港-来年3月

3代目クイーン・エリザベス(提供:キュナード・ライン)

3代目クイーン・エリザベス(提供:キュナード・ライン)

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 横浜市港湾局は、2014年に横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)に入港する外国客船情報を公開している。

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 2014年3月には、バミューダ船籍の「アドニア」と「クイーン・エリザベス」の2隻が横浜港に初入港する。

 アドニア(Adonia)は、2001年2月就航。イギリスのP&Oクルーズ社が運航する。総トン数は30,277トン、全長180.45メートル、全幅28.3メートル、乗客定員は798人。ホンコン港発着クルーズの一環で、2014年3月2日8時にホンコンから横浜港に着岸し、同18時に広島に向けて出航予定。

 クイーン・エリザベス(Queen Elizabeth)は、2010年10月就航。イギリスのキュナード・ライン社が運航する大型客船で、「世界で最も有名な豪華客船」の名を受け継ぐ3代目クイーン・エリザベスとして注目を集めている。総トン数は90,900トン、全長294メートル、全幅32.30メートル、乗客定員は2,068人。ワールド・クルーズ2014の一環で、2014年3月17日0時30分に鹿児島から横浜港に着岸し、同23時30分に神戸に向けて出航予定。

 2014年度に予定されている横浜発着の外国客船は、ダイヤモンド・プリンセス(116,000総トン)、コスタ・ビクトリア(75,166総トン)、セレブリティ・ミレニアム(91,000総トン)、フォーレンダム(61,214総トン)。そのほか、エクスプローラー(24,318総トン)、クリスタル・セレニティ(68,870総トン)、バルモラル(43,537総トン)、サン・プリンセス(77,000総トン)などが寄港予定。

 横浜市港湾局賑わい振興課の江上文恵さんは「横浜港は、従来からのワールドクルーズでの寄港に加え、主に日本人を対象にした外国客船による国内発着アジアクルーズの拠点港としての利用が定着してきている。2014年も外国客船の入港が続く横浜港に足を運んでいただければ」と話している。

 横浜港振興協会は、横浜港へ入港予定の主な客船の写真と入港スケジュールが掲載された「2014年横浜港客船入港カレンダー付ポスター」(A1判、350円)を販売している。販売場所は、横浜港大さん橋国際客船ターミナル内ショップ「JOY CRUISE」、日本郵船歴史博物館(中区海岸通3)、横浜みなと博物館(西区みなとみらい2)など。

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