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赤レンガ倉庫に本場ドイツの「クリスマスマーケット」-冬季限定スケートリンクも

「クリスマスマーケット in 横浜赤レンガ倉庫」の様子

「クリスマスマーケット in 横浜赤レンガ倉庫」の様子

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 赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で、本場ドイツのクリスマスマーケットを再現した「クリスマスマーケット in 横浜赤レンガ倉庫」が開催されている。

ドイツ手作りの伝統工芸品「エルツ人形」

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 クリスマスマーケットは、1393年にドイツで始まったヨーロッパの伝統的なクリスマスイベント。高さ約12メートルの巨大なシンボルツリーが設置されたマーケット会場でドイツ直輸入のクリスマス関連フードやグッズを提供する。昨年は25日間で約64万人を動員。

 今年はエントランス部分にモミの木の並木道が初登場。赤レンガ倉庫の石畳の広場に幻想的なイルミネーションで彩られたヒュッテ(木の屋台)14台が立ち並び、ドイツの家庭料理やホットドリンク、デザートを販売する。

 メニューは、赤ワインに香辛料を加えたホットワイン「グリューワイン」(700円)、樽生ビール「フランツィスカーナー ヴァイスビア」(S=900円、M=1,300円)、ドイツ風ピザ菓子「フラムクーヘン フォレストハム」(900円、1日限定100食)、煮込み料理「牛肉のグーラッシュ」(700円)、オニオングラタンスープ(700円)、豚の黒ビール煮(1,200円)、温かいデザート「クレープシュゼット」(800円)など。

 会場では、ドイツ手作りの伝統工芸品「エルツ人形」も販売しており、羊飼い、煙突清掃員、船長、郵便配達員、ハイカー、フォレスターなどをモチーフにした木のおもちゃ「煙出し人形」(11センチ=3,900円)が人気を集めているという。

 今年初めて赤レンガ倉庫2号館に設置された「サンタの部屋」では、サンタクロースとの記念撮影やプレゼント企画、人工雪の演出も。そのほか、キャンドルにメッセージを書いて明かりをともす「サンクスキャンドル」(24日)、サンタクロースが動くように見える「仕掛花火」(25日)、カウントダウン花火(31日)も行われる。

 横浜赤レンガ倉庫イベント広場では、今年で9回目を迎える冬季限定の野外特設スケートリンク「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」の営業を行っている。今年は、アーティストのキジマ真紀さんの演出により、アートの世界とアイススケートの融合が楽しめる。

 横浜赤レンガ代表取締役社長の鶴本久也さんは「赤レンガ倉庫では季節ごとににぎわいを創出するイベントを開催しているが、中でもクリスマスマーケットは期待の高い催しのひとつ。モミの木の並木道やサンタの部屋など、新たな楽しみが増えたクリスマスマーケットで、わくわく感とともに25日を迎えてほしい」と話している。

 開催時間は11時~22時(21日~24日は11時~23時、店舗により異なる)。ライトアップは16時~22時(ツリー点灯は24時まで)。入場無料。12月25日まで。

 クリスマスマーケットは多くのドイツ圏の都市・小都市で開催されており、ヨーロッパ各都市の広場では、キリストの生誕を祝うクリスマス(12月25日)とその前4週間の準備期間(アドヴェント待降節)の間にクリスマスを祝う。

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