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リストが旭区でGOMI拾い&防災マップ作り-スマホ活用したまち歩きも

スポーツゴミ拾いの様子

スポーツゴミ拾いの様子

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 リスト(横浜市中区尾上町4)、横浜オープンデータソリューション発展委員会などでつくる「ダイヤモンドパーク街びらきイベント実行委員会」は12月8日、まちのゴミをゲーム感覚で集めて回収量を競う「スポーツGOMI拾い」に防災マップ作りを組み合わせたイベント「防災スポーツゴミ拾い」を、横浜市旭区左近山団地周辺で開催する。

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 同イベントは、同社が開発した戸建て住宅地「リストガーデンダイヤモンドパーク」(旭区市沢町)の街開きを記念して企画された。地域住民が「スポーツGOMI拾い」と「地域防災マップ作り」をしながら交流を深める。同時に行うスマートフォンを用いた「防災アプリ街歩き」では、参加者が地域防災、バリアフリー関連の情報をリアルタイムで登録・共有し、今後のまちづくり・つながりづくりに生かしていく。

 当日は参加メンバー全員を「スポーツGOMI拾い+ガリバーマップユニット」と、地域防災マップの作成及び電子化を行う「ストリートマップユニット」の2ユニットに分け、協力して作業を行う。地域防災を自分たちで考え、助け合えるつながりを生み出す狙い。

 「スポーツGOMI拾い+ガリバーマップ」ユニットは、1チーム3~5名で行う。ルールは、決まったエリア・時間の中で、チーム対抗でゴミの量と種類により計算されたポイントを競う。スポーツとして楽しみながら、ゴミ回収ができ、環境意識の向上も期待できるという。

 「ストリートマップユニット」では、防災科学研究所が開発したオープンソースのウェブ地図システムである「eコミマップ」を活用する。横浜オープンデータソリューション発展委員会の協力により、参加者がまち歩きをしながら、スマートフォンで危ない場所や防災拠点など、災害発生時に必要な情報を写真撮影し、位置情報を登録していく。

 GOMI拾い競技中のまちあるき情報は「ガリバーマップ」と呼ばれる5×5メートルの巨大な地図に落とし込み、その内容を「ストリートマップユニット」がデジタル化することによって地域防災マップをつくる。集めたデータはオープンデータとして、野毛印刷社(中区相生町5)が運営する防災SNS「防災家族」に反映させ、イベント参加者同士や地域住民で意見交換や対話ができるようにし、今後のまちづくりに活用していくという。

 リスト担当者は「『住宅を売ったら終わり』という不動産業者が陥りがちなスタンスから脱却するために、このイベントを企画した。防災と環境という大切なテーマに楽しく関わることができるイベントを通して、新しく誕生した街の住民と既存住民とのコミュニティ形成を支援していきたい」と話している。

 開催は9時~。参加無料。集合場所など詳細はホームページから。雨天順延の場合は、12月14日開催予定。

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