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ビールの祭典「横浜オクトーバーフェスト」が開幕-新設2階席も好調

「横浜オクトーバーフェスト」開幕の様子

「横浜オクトーバーフェスト」開幕の様子

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 横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で10月4日、ドイツ・ミュンヘンで行われるビールの祭典を再現した「横浜オクトーバーフェスト2013」が開幕した。

ドイツ料理スペシャルプレート(テント2階席)

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 オクトーバーフェストは、1810年にミュンヘンでスタートしたビールの収穫祭。世界中から約600万人が訪れる世界最大のビールイベントで、毎年10月1週目の日曜を最終日として2週間にわたり市内のビール醸造所が巨大テントにビアホールを設置しビールを振る舞う。

 横浜では毎年10月に開催しており、昨年は17日間で約15万人を動員。今年はメーン会場となるビールテントに2階席を初めて設置し、1階にスタンド席を設けるなど、席数(常設座席数1,950席)、広さともに過去最大規模での開催となる。主催は横浜赤レンガ倉庫。

 オープニングセレモニーでは、駐日ドイツ連邦共和国広報・文化担当公使のクラウス・アウアーさんが、「日本各地で開催されているオクトーバーフェストの会場を巡っているが、ここ横浜が一番いい。今年もたくさん飲んで、食べて、いつか本場ドイツのオクトーバーフェストに足を運んでほしい」とあいさつ。来場者とともにドイツ語のかけ声で乾杯し、ドイツ人楽団「WOHO & KALENDAR BAND」による生演奏でにぎやかにビールの祭典が幕開けした。

 期間中は、イベント広場にドイツ製の大型テントを設置し、本場ミュンヘンのオクトーバーフェスト公式ビール4種類を含むドイツビールや、神奈川県産の地ビールなど約80種類の多種多様なビールを提供する。フードは、本場のオクトーバーフェストで定番の鶏の丸焼き「ヘンドゥル」、ハンブルグ風煮込みハンバーグ、ホワイトソーセージ「ミュンヘナーヴァイス ブルスト」、パルメザンチーズのニョッキ、豚すね肉の塩漬けをゆでたドイツの家庭料理「アイスバイン」など。

 2階席はホールスタッフがドリンクやフードを提供する予約制(90分入替制)のエリアとし、利用料は1区画(定員4人)で16,000円(ドイツ料理スペシャルプレート付、ビール代・入場料は別途必要)。1階席の様子を眺めながら落ち着いた雰囲気でビールを味わえる。2階席の予約は快調な滑り出しで、10月1日と2日の2日間で130区画以上の予約が入っている。

 開催時間は、平日=12時~21時30分、土曜・日曜・祝日=11時~21時30分。入場料は200円(中学生以下無料)。問い合わせは横浜オクトーバーフェスト本部(TEL 045-319-4334)。10月20日まで(荒天時は休業の場合あり)。

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