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馬車道に東北支援のアンテナショップ「愛と勇気とさんま」がオープン

震災直後からボランティアに駆けつけていたという店長の須藤佐知子さん

震災直後からボランティアに駆けつけていたという店長の須藤佐知子さん

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 みなとみらい線馬車道駅近くに6月5日、東北支援のためのアンテナショップ「愛と勇気とさんま」(横浜市中区元浜町4)がオープンした。

店内の商品POPでは女川町とのつながりを説明

 横浜市中央卸売市場南部市場は、東日本大震災直後から支援物質を運ぶなど、被災地支援に尽力。その際に生まれた女川町とのつながりを生かし「被災地のサンマを食べてもらうことで震災復興につなげよう」と、同市場で働く有志が「愛と勇気とさんま実行委員会」を設立。横浜で女川のサンマを振る舞い、女川汁の販売や、募金活動を行うイベントなどを通じて支援を継続してきた。

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 店舗の設置は、2012年7月に行われた「東北復興シンポジウム」で神奈川県建築安全協会との縁が出来たことがきっかけ。同協会が顧客へのプレゼントに被災3県の産品の配布を始めたことにより、仕入相手として同市場と同協会の継続的なつながりができた。2012年11月に、同協会から新築する施設でのアンテナショップの開店を提案され、今回の開店にこぎつけた。

 店内には、女川での支援活動の際につながりが出来た生産者の商品を中心に、南部せんべいなどの菓子や、女川の魚を使った昆布まき「リアスの詩」などの海産物など、さまざまな商品が並んでいる。

 自身も震災直後からボランティアに駆けつけていたという店長の須藤佐知子さんは「2年経って、震災に関する関心が薄れつつあるが、実際東北はまだまだ復興のために戦っている。この店が、関東の人と、東北の人が一緒に行動していくきっかけになれば」と話している。

 開店して間もないが、埼玉から買い物に来る人や、東北の産品をお土産にしたいという人など、さまざまな人が訪れている。

 ショップを運営する横浜南部市場共栄会では、今後もサンマの配布を続けるとともに、イベントで出張で東北の商品を販売することなどを考えているという。

 営業時間は10時~18時。水曜定休。

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