横浜市が設置したナショナルアートパーク構想推進委員会は、横浜の都心部、特にウォーターフロントを再生する「ナショナルアートパーク構想(仮称)」についての、意見・アイディアを募集している。意見やアイディアを送った方の中から、抽選で15組30名にルーヴル美術館展の招待券がプレゼントされる。同構想は、芸術や文化の「創造性」を活かし、都市の新しい価値や魅力を生み出すために、文化芸術・経済の振興といったソフト施策と、横浜らしい魅力的な都市空間形成といったハード施策を融合させた新しい都市ビジョン「文化芸術創造都市(クリエイティブシティ・ヨコハマ)」の戦略プロジェクトの一つ。都心臨海部を今以上に市民に親しまれる場とするとともに、開港都市としての歴史や文化等の資源を生かしながら、文化芸術活動の積極的な誘導により、その創造性を生かした新しい産業の育成や観光資源を発掘することで、まちの魅力を高め、都市の活性化、横浜経済の発展を図ることを狙いとする。同委員会は「中間とりまとめ」で、馬車道、象の鼻大さん橋、山下ふ頭の3つの重点地区の検討を行い、開港150周年にあたる平成21年を目標年次としてとらえ、今後5か年の取り組むべき内容などについて取りまとめた。意見募集の締切は6月20日。詳細はホームページで。横浜市 文化芸術都市創造事業本部 (仮称)ナショナルアートパーク構想推進委員会