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横浜山下公園水域で初夏を彩る「横浜港カッターレース」

以前行われたレースの様子

以前行われたレースの様子

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 山下公園前面水域で5月19日、手こぎボートでスピードを競う「第30回横浜港カッターレース」が開催される。

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 同大会は、市民に海や港に親しみを感じてもらい、港ににぎわいを創出しようと、横浜港に関係する海事関係諸団体が協力して運営。航海訓練所の帆船「日本丸」が横浜に保存展示されることを記念し、1985年に第1回目が開催された。

 カッターは通常大型客船や貨物船などに積まれる救命ボートが原型。一般的な船が船首と船尾が同型であるのに対し、カッターは船尾を切り落とした「カットした」形状になっている。

 レースは、8人1チームで大型帆船や貨物船に積まれる救命ボートの「6メートル型カッター」を使用し、往復360メートルの4コースを一般レース、女子レース、小学生特別レースに分かれてタイムを競う。

 今年は、一般レースに172チーム、女子レースに32チーム、小学生特別レースに5チームが参加予定。参加チームには、市内企業チームや大学OBチーム、海洋少年団など多彩なメンバーがエントリーしている。

 横浜港カッターレース実行委員会事務局の下村東さんは「今回は第30回の記念大会ということもあり、より以上に熱く激し戦いが予想される。皆さま、横浜港に初夏を告げるカッターレースの応援に、どうぞ山下公園まで足をお運びいただければ」と話している。

 レースのスタートは9時(開会式=8時30分、閉会式=17時15分から)。観覧無料。雨天実施、荒天中止。

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