見る・遊ぶ 暮らす・働く

横浜で「アジア創造都市国際シンポジウム」-韓国・台湾・シンガポールからゲスト

会場のヨコハマ創造都市センター

会場のヨコハマ創造都市センター

  • 0

  •  

 ヨコハマ創造都市センター(横浜市中区本町6)で1月12日、アジアの国々よりゲストを招き、創造都市政策の展開についての意見交換を行う「アジア創造都市国際シンポジウム」が開催される。

[広告]

 シンポジウムは、アジア各国でも創造都市の取組を進める都市が増えている中で、国内外のさまざまな都市における創造都市政策の展開やネットワーク化などについての意見交換が目的。

 当日は、現代美術作家で、2001年の横浜トリエンナーレでは全長50メートルの巨大なバッタの作品を発表した椿昇さんによる基調講演と、横浜市立大学国際総合科学部准教授の鈴木伸治さんによる基調報告に続き、「アジア型の創造都市とは」「創造都市のエンジンとしての産業活性化」「担い手がリードする創造都市」「創造都市における政策展開」の4つの分科会と、全体会が行われる。

 分科会では、光州ビエンナーレ財団代表理事の李龍雨さん(韓国)のほか、台湾、シンガポールからのゲストや、大阪市、神戸市などの創造都市政策の担当者、横浜からはBankART1929の池田修代表や、横浜市文化観光局長の中山こずゑさん、経済局長の光田清隆さんらが参加し、パネルディスカッションが行われる。

 横浜市では2002年11月に「文化芸術と観光振興による都心部活性化検討委員会」を設置。同委員会は、2004年1月に「文化芸術創造都市 ークリエイティブシティ・ヨコハマの形成に向けて」を市長に提言。2004年4月には「文化芸術都市創造事業本部」を設置し、創造都市推進の取り組みを本格的に開始。豊かな市民生活と都市の自立的発展を目指し、芸術や文化のもつ「創造性」を生かして、都市の新しい価値や魅力を生み出す都市づくりに取り組んでいる。

 開催時間は10時~17時30分。参加費は無料。参加申込、問い合わせはアジア創造都市国際シンポジウム事務局(桜井淳計画工房内)、FAX: 045-663-9273 E-mail: info@j-sakurai.jp まで。参加申込方法など詳細は、横浜市文化観光局ホームページで。

 また、翌日13日には連携企画として同会場で、「創造都市ネットワーク日本(CCNJ)設立総会・記念シンポジウム」も開催される。

ピックアップ

ヨコハマ経済新聞VOTE

ヨコハマ経済新聞の読者歴はどれくらいですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース