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横浜でポーランドの歴史を伝える「ポーランドポスター展」

「ポーランドポスター展」の様子

「ポーランドポスター展」の様子

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 ヨコハマ創造都市センター(横浜市中区本町6)で、「『伝えるデザインの力』ポーランドポスター’50~’60展」が開催されている。

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 同展では、1965年に設立された世界初のポスター専門美術館「ポーランド ヴィラヌフ・ポスター美術館」所蔵の1950年代、60年代の作品約150点を紹介。ポーランドのポスターは、日本のグラフィックデザインにも大きな影響を与えたとされ、そのデザインは、社会主義のリアリズムから逃れ、映画・演劇・音楽などをテーマに造形表現を広げていった。11月3日に開幕し、3,000人以上を動員している。

 12月1日には、ポーランドのデュオアーティスト「シャ/ザ」のコンサートを実施。ワルシャワの音楽シーンで活躍しているクラリネット、ヴァイオリンのデュオアーティストが、ポーランドの名匠ロマン・ポランスキー監督の映像に合わせて演奏する。開催時間は13時~14時。

 同館1階のカフェ&ショップでは、ポスター展のオリジナルグッズやポーランド雑貨、伝統的なポーランド菓子「ポンチキ」や「クレムフカ」を販売している。

 主催するポーランドポスター展実行委員会の田中あづささんは「来場者からは『ポスターがこんなにおもしろいとは』『迫力があり見ごたえがある』など、うれしいお声をたくさんいただいている。映画や演劇などで聞いたことのある題名のポスターが、ポーランドではこのように表現されていたのか、という発見もあるとのこと。ポスター展でポーランドの歴史を、シャ/ザの演奏でポーランドの今を感じてもらえたら」と話している。

 開催時間は11時~19時。入場料は一般800円、高校・大学生600円、小・中学生無料。12月3日まで。

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