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横浜イングリッシュガーデンの「バラ」と「コスモス」が見ごろ

広々とした園内では写生する人々の姿も

広々とした園内では写生する人々の姿も

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 平沼の横浜イングリッシュガーデン(横浜市西区平沼町6)のバラとコスモスが見ごろを迎え、来園者の目を楽しませている。

開花したコスモスに「いもむし」も誘われて

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 横浜イングリッシュガーデンは、約6,600平方メートルの敷地に「横浜市の花」に制定されているバラを中心に横浜の気候風土にあった草花や樹木を植栽している。

 同園は5つのコンセプトガーデンから構成されており、ローズ・ヨコハマ、ハマミライ、クリーム・カラメル、ラプソディー・イン・ブルー、アイズ・フォー・ユー、ファースト・キッス、たそがれ、パーパ・ジョン・ポールII、プリンセス・オブ・ウェールズなど600品種、1,250本以上の多様なバラが育てられている。

 園内は色鮮やかに開花したバラやコスモスを観賞する人々でにぎわい、中にはゆったりと写生に興じる姿も。専属ガーデナーによるガーデンツアー(平日13時30分から30分程度)や、元神奈川新聞社カメラマン・大河原雅彦さんによる園内の花を題材にした撮影アドバイス講座(予約制で11時~12時、次回は11月22日)も好評だという。

 チーフガーデナーの永井啓太郎さんは「横浜にちなんだ品種をはじめ、日本の伝統を感じさせる空蝉(うつせみ)、グリーンローズなどさまざまな種類のバラが次々と開花している。同じ株でも年月に応じて色の深みがますなど、足を運ぶたびに表情の移り変わりを発見できるのも魅力。気候によっては11月ごろまで楽しめるのでは」と話している。

 施設内の「SEASON'S Cafe」では、バラのデザート「フロマージュ ブラン スフレグラッセ バラのかほり」とローズヒップティーのセット(800円)を提供。

 営業時間は10時~18時。入園料は大人500円、小中学生200円 。横浜西口の天理ビル、あおぞら銀行前からtvkハウジングプラザ横浜行きの無料送迎バスを運行。水曜運休、祝日運行。問い合わせは同ガーデン(TEL 045-326-3670)まで。

 横浜イングリッシュガーデンは、横浜バラクライングリッシュガーデンから名称変更し、今年3月にリニューアルオープン。運営はテレビ神奈川。tvk情報番組「ありがとッ!」では、横浜イングリッシュガーデン情報「ガーデンヒーリング」(毎週水曜、12時~14時)を放送している。

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