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横浜美術館前で手作り電気自動車展-ポルシェやワーゲン・バスも

超急速充電器「スーパーRAPIDAS」を内蔵した1969年型のダットサン・フェアレディ

超急速充電器「スーパーRAPIDAS」を内蔵した1969年型のダットサン・フェアレディ

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 グランモール公園横浜美術館前(横浜市西区みなとみらい3)で10月12日から14日まで、手作り電気自動車の展示会「第1回EVフェスティバルINよこはま」が開催されている。

電気自動車「ポルシェ911」は時速100キロ以上のスピードが出るという

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 同イベントでは、軽トラック、バス、オープンカー、1960年代のレトロな自動車などを改造した10台の手作りの電気自動車を展示。ほとんどの車がナンバープレートを取得してあり、公道を走ることができる。ポルシェ911を改造した電気自動車は時速100キロメートル以上で走行ができるという。

 イベントに来ていた女性は「電気自動車は縁遠い存在だったが、こうして実物をみてみると可愛いものから大きな車までたくさん種類があって興味がわいた。音がしないのも本当に魅力的だ。試乗もしてみたい」と話す。

 実行委員で電気自動車の製作を行っているオズコーポレーション(都筑区大熊町224)代表取締役の古川治さんは「海外の古い車は燃費が悪く、故障した際に必要になる部品も入手が困難。しかし、この様なEVに作りかえることで使用可能な状態で昔の車を残すことができる。また、レトロな車は見た目にも楽しませてくれるので、芸術の秋に横浜美術館の前へ手作りEVの作品を見にお越し下さい」と話す。

 イベントの主催は一般社団法人ハマのエトランゼ。後援は、ヨコハマ活性化推進会議、横浜市温暖化対策統括本部、ヨコハマみなとみらい21。開催時間は10時~16時。最終日の14日には本田技研工業が1960年代に製作した小型スポーツカー「HONDA S800」の電気自動車も展示する予定。

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