横浜公園で「よこはま技能まつり」-熟練の職人技を披露

銅板表札作り実演の様子(横浜市板金組合連合会)

銅板表札作り実演の様子(横浜市板金組合連合会)

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 横浜公園(横浜市中区横浜公園)で10月14日、「第33回よこはま技能まつり」が開催される。

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 同イベントは、伝統技術の保存と技能の振興を図る横浜市技能職団体連絡協議会(中区万代町2)が、ものづくりのすばらしさを伝えることを目的に開催。約30の技能職団体が出店し、技能の紹介や実演を中心に作品の展示・販売を行う。

 参加団体は、横浜瓦屋根組合、神奈川県造園業組合、横浜マイスター会、横浜豆腐商工業協同組合、横浜畳組合連合会、横浜食品煮豆惣菜組合、横浜市美容組合連絡協議会、横浜浴槽設備組合ほか。

 会場では、日本民謡「きやり」や「まとい練り歩き」、神奈川県洋装組合連合会によるファッションショーのほか、泥だんご作り体験(横浜市左官業協同組合)、銅板表札作り(横浜市板金組合連合会)、クイックマッサージ (横浜市鍼灸マッサージ師会)、藍染・絞り染め体験 (横浜染物組合)などを実施。

 そのほか、木工工作教室やミニゴザ作り、粘土遊び、竹細工の色づけ、餅つき、温泉水の足湯体験などをおこなう。

 横浜市経済局雇用労働課の牧島みどりさんは「今年も趣向を凝らして市民の皆さんに自慢の技能を披露。職人技を体験できるコーナーでは、毎年お子さんがものづくりに熱中しています。多くの方に職人技のすばらしさとものづくりの楽しさを味わってほしい」と話している。

 開催時間は10時~16時。小雨決行。

 横浜市技能職団体連絡協議会は1968年、技能職者の地位向上と後継者育成を目的に「横浜市技能職種別連絡会」として衣食住の各職種が集まって発足し、1971年に名称変更した。現在は42職種44の技能職団体と青年部で構成されている。

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