関内ホールで「詩のボクシング」-審査員に平山夢明さんと山崎洋子さん

昨年、第11回全国大会でチャンピオンになったなぎら健壱さん

昨年、第11回全国大会でチャンピオンになったなぎら健壱さん

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 関内ホール(横浜市中区住吉町4)で7月7日、第2回「詩のボクシング」[前期]全国大会と第8回神奈川大会および「声と言葉のボクシング」団体戦が開催される。

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 「詩のボクシング」はボクシングリングに見立ててロープをはったリング上で互いに自作を朗読し、どちらの声と言葉が聴き手の心を打ったかを競うイベント。各地の大会では、小学生から80代までの一般の老若男女が参加している。

 全国大会は2001年から年1回、10月に東京で開催されてきた。昨年からは、主催する「日本朗読ボクシング協会(金沢区、TEL 045-788-2979)が横浜にあることから、[前期]全国大会を関内ホールで実施。2回目となる今回は、全国からの応募者50人の中から選抜された8人によるトーナメントが行われる。出場者の中には「THE MANZAI 2011」で決勝進出したお笑いコンビ「磁石」の永沢たかしさんも。

 神奈川大会は、5月12日に開催された神奈川大会予選会で50人の中から勝ち残った個人10人が戦う。中学生や高校教師、医師といった幅広い年齢層、職種の選手が短歌やパントマイムなどの表現方法を駆使し、勝ち残った1人が全国大会に出場する。

 今回の「詩のボクシング」では、ゲストジャッジにホラー作家の平山夢明さんと江戸川乱歩賞受賞作家の山崎洋子さん。レフェリーには宝島社の名物編集者・藪下秀樹さんが登場。

 また、同時開催される「声と言葉のボクシング」は、「詩のボクシング」団体戦に冠する名称。今回は3人1チーム、計7チームの21人が争う。観客ジャッジにより2チームを選出し、青コーナーと赤コーナーに分かれて決勝戦を行いチャンピオンを決める。

 主催者の日本朗読ボクシング協会代表で音声詩人・映像作家の楠かつのりさんは、「年の前半に自作朗読日本一を決める全国大会と地方大会の一つである神奈川大会を同日同会場で観戦できるだけではなく、2つの大会が終わったあとには『詩のボクシング』史上初となる全国大会チャンピオンと神奈川大会チャンピオンのスペシャルマッチが行われます。人の声と言葉が織り成す世界観を堪能できます」と話す。

 両大会とも会場は関内ホール 小ホール。開催時間は12時30分~16時30分。チケットは「声と言葉のボクシング」団体戦と第2回[前期]全国大会1,500円、第8回神奈川大会1,000円、連続観戦料2,000円。

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