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横浜で13代続く農家を社会起業家と訪問する視察会-参加者募集

地産地消活動を続ける椿直樹さん

地産地消活動を続ける椿直樹さん

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 横浜市経済局は、ソーシャルビジネス・フィールドワーク第3回の参加者を募集している。社会的課題にソーシャルビジネスとして取り組む事業者の現場を訪ねる。市の「ソーシャルビジネス普及事業」の一環。

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 第3回のテーマは「地産地消×一次産業活性化」。横浜で地産地消、食育の活動を続ける椿直樹さんの案内で、仕入れ先のひとつでもある横浜市内で13代続く農家苅部博之さんの直売所と畑を訪問する。

 苅部家は江戸時代から続く農家で、西谷ねぎなど横浜の伝統野菜を作り続けている。採れた分だけ直売所で販売するシステムを取っており、オリジナルの苅部大根を始め、その野菜の新鮮さとクオリティは多くの料理人から絶大な支持を受けている。

 椿さんは、横浜野菜の魅力を広く伝えるため2003年に「横浜野菜推進委員会」を設立。地場野菜の普及や「食育」の推進活動に携わっている。その取り組みが評価され、2009年には県内で初めて農林水産省「地産地消の仕事人」に認定された。2010年に「横浜市を全国に誇れる『地産地消』の代表都市にする」という理念のもと発足した「濱の料理人」プロジェクトの幹事長も務めている。

 また、子育て中の保護者を対象とした保育付き食育講座「旬の横浜を召し上がれ」の開催や、オリジナル商品「横濱焼小籠包(しょうろんぽう)」の開発など多岐にわたった活動を続けている。2012年2月に新鮮な地産食材を使った料理を提供する「横濱うたげや ど根性ホルモン」を新高島にオープンさせた。

 視察会の開催は6月27日、2時~4時。相鉄線西谷駅に集合して徒歩で移動する。参加費無料(資料代等500円)。申し込み、詳細は「ソーシャル・ポート・ヨコハマ」のウェブサイト。

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