食事をしながらイベントを楽しむことができるマルチエンタメライブ食堂「YOKOHAMA three S」(横浜市中区太田町4)で6月2日、「夜のサイエンスカフェ×関内ナイトフォーラムvol.3」が開催される。
サイエンスカフェは、カフェのようなくつろいだ雰囲気の中で科学に関する話をするトークイベント。今回は「医療と笑い」をテーマに、精神科医でアマチュア落語チャンピオンの枝廣篤昌さんと、眼科医で関内まちづくり振興会の会長を務める秋山修一さんが出演する。
枝廣さんは、2010年の第2回社会人落語日本一決定戦で優勝し、2代目名人を獲得。「芸乃虎や志」という芸名を持つ。笑いを生かした地域づくりと精神保健福祉啓蒙の一環として寄席や落語会の企画やヨガの呼吸法と笑いの体操を組み合わせた「笑いヨガ」に関する講演などを行っている。地元の愛媛県新居浜市で開催されている、笑いの好きな高校生を集めたイベント「笑顔甲子園」の大会発案者でもある。
秋山さんは、関内で53年前に開業した秋山眼科医院の二代目医院長。2010年9月に設立された「関内まちづくり振興会」(中区相生町3)の初代会長として、地域の若手と企画した合コンイベント「濱コン」や、「関内ハイカラ市」などのまちづくりイベントなどを推進している。
関内まちづくり振興会の枝広昌己事務局長は「自由で楽しい雰囲気の中、精神科医と眼科医の先生に、サイエンスから笑い、医師が考えるまちづくりまで幅広く語っていただきます。お二人への質問の時間も設けます。ぜひご参加ください」と話す。
開催時間は20時30分~22時30分。料金は3,500円(飲み放題、おつまみ付)。
主催するのは、関内地区の活性化を目指す民間団体「関内まちづくり振興会」と、地元飲食店のネットワークを介して関内周辺地区を盛り上げる「くるくる関内」。横浜市文化観光局が後援する。くるくる関内では、これまでに、脳科学者や神経学者、分子生物学者を招き、サイエンスカフェを実施しており、参加者からは「難しい科学に親しみが持てた」などと好評を博している。