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STスポットで劇団・東京デスロック「モラトリアム」-開館25周年記念事業

東京デスロック公演「再/生」より(2011年7月:STスポット)

東京デスロック公演「再/生」より(2011年7月:STスポット)

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 STスポット横浜(横浜市西区北幸1)で5月19日と20日、劇団・東京デスロックの新作公演「モラトリアム」が行われる。

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 東京デスロックは、千葉県柏市出身の演出家・俳優、多田淳之介さんが主宰する劇団で、2001年12月に創設された。多田さんは「富士見市民文化会館キラリふじみ」の芸術監督を務め、俳優の身体・観客・劇場空間を含めた現前(=現象)をフォーカスした演出が特徴。同公演はSTスポット開館25周年記念事業として行われる。

 新作「モラトリアム」では、複数の現代アーティストが8時間という上映時間の中で、その場に留まること、永遠ではなく将来的に進んでいくことを前提とした一時停止を試みる。

 参加アーティストは、東京デスロック(多田さん、夏目慎也さん、佐山和泉さん、佐藤誠さん、間野律子さん)、Enric Castaya Orchestra(メンバー非公表)、大谷能生さん(音楽家・批評家)、岩渕貞太さん(ダンサー・振付家)、佐々瞬さん(現代美術家)ほか。

 公演では、ひとつの物語を上演し続けることはなく、さまざまなアーティストと共に空間、時間を構成し続けていく。観客はそれぞれのモラトリアムを過ごし、上演時間内(13時~21時)の自由な時間に入場・退場することができる。再入場は不可。

 多田さんは「演劇とは何なのか。今は『私たちが私について考える行為』だと考えています。『人間が人間を知る行為』と言っても良いかもしれません。モラトリアムという言葉は、核実験や原子力発電所の一時停止状態にも使われます。正に現在の日本はモラトリアム中だとも言えます。大切なのは、一時停止の間をどう過ごすのか。今の自分が私たちの問題として共有し考えていきたいことであり、激動の時間の流れの中、止まるということは忘れてはいけないと思っています」と話している。

 公演は13時スタート、21時クローズ(受付開始12時20分)。チケットは、予約2,000円、当日2,500円。予約・問い合わせは東京デスロック(TEL 080-3360-2180)まで。

 STスポット横浜は、1987年11月18日に横浜市が開設した小劇場。面積56平方メートル(9.3メートル×5.6メートル)の平土間型ホールを備え、舞台や客席を自由にレイアウトできる。地元演劇と国内コンテンポラリーダンスの創造拠点としての利用を軸に、音楽・映像の公演や美術展などに使われている。運営は、2004年6月に設立されたNPO法人STスポット横浜。同NPOは「BankART1929」と「急な坂スタジオ」の2つの横浜の芸術創造拠点の立上げに参画したほか、アート教育事業や情報サービス事業などを通じて、横浜における文化芸術の普及や人材育成などに取り組んでいる。

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