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横浜野毛地区と赤レンガ倉庫で「ヨコハマ フォトフェスティバル」

昨年行われたプレイベントでの「ポートフォリオレヴュー」の様子

昨年行われたプレイベントでの「ポートフォリオレヴュー」の様子

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 横浜市中区の野毛地区と赤レンガ倉庫1号館2階スペース(横浜市中区新港1)で、写真に関するさまざまな展示やイベントを展開する「ヨコハマ フォトフェスティバル2012」が開催されている。

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 同イベントは今回が初開催。写真文化発祥地・横浜から「写真の持つ力」を広く国内外に発信し、グローバル社会における「写真の文化的プラットフォーム」を築くことを目的としている。今年のテーマは「地域・写真・記憶」。期間中はシンポジウムや写真展、ポートフォリオレビューなどのプログラムを実施する。

 プログラムは、公募による写真家のポートフォリオを写真家・写真評論家・編集者・キュレーター・アートディレクターらが審査・レヴューを行う「ヨコハマ・ポートフォリオレヴュー」、横浜市立本町小学校の児童が作品制作を行った巨大フォトグラム制作ワークショップ展示「光で絵を描く」、特別展示「下岡蓮杖写真展」。

 そのほか、東日本大震災に向き合った写真家らが写真と地域との関わり方をめぐって今後の課題を語り合う基調シンポジウム「地域・写真・記憶」や、各地の写真館主が集まるシンポジウム「地方写真館の役割を再考する」、野毛界隈を写真作家が撮影した作品と共に、野毛の古写真を中心に複数の会場で同時に写真展を開催する写真展「NOGE PERSPECTIVE」も。

 横浜野毛地区は日本の写真の創始者の一人である下岡蓮杖(しもおか・れんじょう)が初めて写真館を開いたゆかりの地で、2012年は野毛に写真館が開業してから150周年の節目の年に当たる。

 ヨコハマフォトフェスティバル実行委員会事務局の近藤宏光さんは「横浜赤レンガ倉庫会場でのさまざまなプログラムだけでなく、写真文化発祥地である横浜・野毛では個性あふれる計6カ所の会場で開かれる写真展も必見です。全会場で『写真の持つ力』を感じて頂けたら」と話す。

 開催日時は、赤レンガ倉庫1号館2階スペース=1月18日~1月22日、野毛地区=12月20日~2月26日。入場無料。詳細はホームページで。

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