桜木町駅前で「よこはまアラメヤ音頭」-横浜市歌で盆踊り大会

「よこはまアラメヤ音頭」盆踊りの様子

「よこはまアラメヤ音頭」盆踊りの様子

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 JR桜木町駅前イベント広場(横浜市中区桜木町1)で11月12日、横浜市歌で盆踊り!BON DANCE「よこはまアラメヤ音頭国際盆踊り大会2011」が開催される。

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 よこはまアラメヤ音頭は、世代を問わず市民に親しまれてきた「横浜市歌」を盆踊りのためにアレンジし、振付をつけた「音頭」で、祭りやイベントで踊ってもらうことを通じて、地域の絆(きずな)を深めていくことを目的に作られた。2010年11月に開催されたAPEC「CEOサミット ビジネスリーダー交流会」の歓迎レセプションでは、着物や浴衣姿の横浜市民36人が踊りを披露し、各国経済界の代表らと文化交流を楽しんだ。

 今回のイベントは、よこはまアラメヤ音頭の国際デビュー1周年を記念した企画で、同音頭の普及と地域活性化を目的に盆踊りコンテストやパフォーマンスなどが行われる。

 コンテストの出演団体は、成人の部=西区・戸塚区合同アラメヤ音頭の会、野毛山節保存会、さくら会、趣味の会、知恵の輪会、守礼の邦結まぁーる、港南阿波おどり愛好会。子供の部=NPO法人ミニシティ・プラス「ミニヨコチーム」、天然ダンス工房。

 そのほか、ゲスト団体として、第30回浅草サンバカーニバルで初優勝した横浜を拠点に活動するサンバチーム「エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂ」をはじめ、ハマこい踊り「夢鵜舞(ムーブ)」、沖縄エイサー「横浜エイサー沖鶴」、「ど~んとCoco de 踊らん会」が出演し、パフォーマンスを行う。

 審査員は、横浜市文化観光局長の光田清隆さん、よこはまアラメヤ音頭の編曲を担当した岩室晶子さん、同振付担当の松井ゆきみさん、同キャラクターデザインを手掛けたアーティストのロコ・サトシさん。

 当日は、盆踊りコンテストや授賞式のほか、自由に盆踊りに参加できる時間帯も用意する。また、18時より野毛Hana*Hana(中区花咲町1)で交流会を実施。審査員や出演団体を交えた気軽な交流会を予定しており、野毛の飲食店によるクジラ、ふぐを中心とした料理も提供される。参加費は3,000円。

 主催する「よこはまアラメヤ音頭の会」の友成育子さんは「盆踊りは日本人の心のふるさとです。今後も横浜市歌から生まれた『よこはまアラメヤ音頭』を継続的にアピールし、その輪を広げていければと思う。この音頭を通して、ふるさと横浜への愛着を深めてもらえたら」と話す。

 開催時間は14時~17時。荒天中止。問い合わせは「よこはまアラメヤ音頭の会(喫茶店コロンビア内)」(TEL 045-315-2006)まで。

 よこはまアラメヤ音頭は、横浜らしい大桟橋の汽笛の音で始まり、和太鼓・三味線・二胡・ブラス・ギター・尺八・鍵盤ハーモニカ・銅鑼(ドラ)などの楽器とともに、ミュージシャンや市民、子どもたちによる演奏とコーラス、かけ声でにぎやかに構成。振付には、横浜の開港から震災・戦災、復興と現代の都市発展までの横浜の歴史物語が描かれ、「ヨ・コ・ハ・マ」の手旗信号からスタート。子どもから大人まで楽しく踊れる内容になっている。

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