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海岸通りに料理店「チャラン・ポラン」-京のおばんざいをベースに

ランチプレートでは京のおばんざいをベースにした惣菜がたのしめる

ランチプレートでは京のおばんざいをベースにした惣菜がたのしめる

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 海岸通りにジャパニーズダイニング&カフェ「Charan Paulin(チャラン・ポラン)」(横浜市中区海岸通1、TEL 045-651-5881)がオープンした。

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 同店は、「日本のごはん屋さん + α 」を展開する料理店。旬の野菜や産地にこだわった新鮮な海の幸・山の幸を素材とし、伝統的な日本食をベースに異国のエッセンスをちりばめた料理を提供する。店内は白を基調としたシンプルな内装で、窓側席からは横浜港が一望できる。店舗面積は約56.19平方メートル。席数は31席(カウンター5席、テーブル26席)。

 経営者は、葉山で旅をテーマにしたギャラリー「ARAHABAKI (あらはばき)」を営む田村さん夫婦。物語を感じられる空間を探していたところ、海に近いこの地と出会い、開業を決めたという。

 ランチプレートは週替わりで2種類から選べ、価格は1,000円。京のおばんざいをベースにした惣菜(6種類程度)、炊き込み御飯、スープがつく。今週のAプレートは、秋茄子カニ肉づめ、香草ポテト、さんま共焼き、カブの葉じゃこ、松前漬け、もろこのセロリ南蛮漬け、里芋南京オクラ炊き合わせ、むかご飯。

 ディナータイムは、三浦半島 佐島漁港の朝採れ地魚を使った魚料理がメーンで、賀茂茄子のはさみ揚げ(800円)、生麩(なまふ)といちじくの揚げ出し 胡麻ソース(650円)、ミョウガとしょうがの炊き込みごはん+香物(500円)など。前菜 400円~、5種盛り合わせ1,200円。ドリンクは、ソフトドリンクのほか、料理長選りすぐりの日本酒やワイン、ビールをそろえる。

 料理を盛り付ける皿には、ARAHABAKIで取り扱っている作家の器や、骨董市で見つけた昔のプロダクト製品、異国のガラス製品などを利用。

 京都出身のシェフ、駒井嘉明さんは「基本の和食を大事にしながら、お皿と一体化した料理をお届けします。所々にちりばめられた異国のエッセンスをお楽しみ下さい」。また、オーナーの田村良一さんは「レトロな建物の一角にある『チャラン・ポラン』は、自然の緑と海のブルーが楽しめる素晴らしいロケーションです。入口から階段を上がり店内に入ると、まるで別世界に来たような気持ちになります。チャラン・ポランでおいしい時間をお過ごし頂けたら」と話す。

 営業時間はランチ=11時30分~15時、カフェ=15時~17時、ディナー=17時~23時。月曜定休。

 同店はギャラリー的な要素も備え、現在は、銅版画家・荒木珠奈さんの展示、昔の生活道具などをリメイクして照明を制作するランプ職人・鳴海輝夫さんの「明かり展」を開催している。

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