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「関内外OPEN!3」が開幕-アーティスト・クリエーターがスタジオ公開

馬車道・関内OPEN!の会議の様子(さくらWORKS<関内>)

馬車道・関内OPEN!の会議の様子(さくらWORKS<関内>)

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 横浜で活動するクリエーターたちがギャラリー、スタジオ、事務所などの活動拠点を一斉公開するイベント「関内外OPEN!3」が9月9日、関内周辺で開幕した。

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 同企画は、横浜都心部に拠点を置くアーティスト、建築家、デザイナーなど、さまざまなジャンルのクリエーターたちが活動の場を期間限定で公開し、作品や仕事の様子を見せたり、来訪者と交流するオープンスタジオイベント。各スタジオの入居者や管理者で構成する関内外OPEN!連絡協議会と、横浜市文化観光局が共催する。

 「関内外」とは、JR関内駅の海側の「関内」と、伊勢佐木町、黄金町、若葉町、野毛、寿町などの関内周辺エリア「関外」を合せた造語。

 3回目の開催となる今回は、昨年の倍以上となる、113のアーティストやクリエーターが参加。港町をイメージさせる歴史的な建物や倉庫などが残る「関内」エリアは、宇徳ビル ヨンカイ、関内北原不動産ビル、馬車道大津ビル、さくらWORKS<関内>、北仲BRICK、万国橋SOKO、松島ビル、徳永ビル、八〇〇中心ほか。

 関内エリアに比べ、戸建ての店舗・住居、アパートが多い「関外」エリアでは、BLROOM、野毛Hana*Hana、野毛マリヤビル ホワイト、CHAP(長者町アートプラネット)、nitehi works、シネマ・ジャック&ベティなど。加えてみなとみらいの玄関口である横浜駅東口周辺(通称「うらよこ」)から、クリエイティブデザインセンター(CDC)がオープンスタジオを開催する。

 また、今年は開催地域をみなとエリア(新港、海岸通り)、馬車道・関内エリア(馬車道周辺~日本大通り)、石川町エリア(中華街、山下町、寿町、石川町周辺)、下町エリア(長者町、初黄・日ノ出、若葉町、横浜橋)、横浜道エリア(戸部、花咲、野毛、吉田町)、うらよこエリア(横浜駅東口~高島周辺)の6つのエリアに分け、それぞれがエリアプログラムを開催する。

 11月3~5日のメーンプログラムに先がけ、みなとOPEN!(9月9・10日)、馬車道・関内OPEN!(9月16・17日)、石川町OPEN!(9月17・18日)、下町OPEN!(10月22・23日)、横浜道OPEN!(10月29日)、うらよこOPEN!(11月1・2日)としてそれぞれが地域の特色を生かした企画を展開する。

 同企画事務局の杉崎栄介さんは「横浜は、港町として常に外に向けて開かれることで、成長してきた街です。関内外OPEN!の目的も、街を開いていくことにあります。街にいる人が、街の明日について、創造的に話していける場をあたり前の日常の中に作り出したいと考えています。これは、街のお祭りですので、参加しないと損です。アーティストやクリエーターに限らず、街を思う多くの人のご参加をお待ちしています」と話す。

 同企画事務局はアーツコミッション・ヨコハマ内(TEL 045-227-7322)。オープンスタジオの参加費は無料(イベントは一部有料)で、時間はスタジオ、イベントによる。

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