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ジャック&ベティで「爆音映画祭」横浜初開催-大音響で18作品

WEBのリクエスト投票で1位を獲得した上映作品「八つ墓村」©1977松竹

WEBのリクエスト投票で1位を獲得した上映作品「八つ墓村」©1977松竹

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 「シネマ・ジャック&ベティ」(横浜市中区若葉町3、TEL 045-243-9800)で10月23日より1週間、恐怖映画とアウトサイダーミュージックをテーマにした「爆音映画祭@横浜」が開催される。

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 爆音映画祭は、2004年に吉祥寺バウスシアター(武蔵野市)でスタートした「爆音上映」を拡大したイベントで、2008年より開催。従来の映画用音響機材ではなく、音楽ライブ用の音響システムを使用し、ボリュームを限界まで上げ、大音量の中で映画を上映する。横浜での開催は初めて。

 同館は今回の上映に伴い、会場「ベティ」に2,000人規模のホールに対応するライブ用のサウンド・システム(バウスのスピーカー「KV2Audio ES1.0」「KV2Audio ES1.8」)を設置。バウスシアターとは機材や劇場の広さが異なるため、横浜独自の音響で上映する。

 上映作品は、70年代ホラー・アクション映画の傑作と呼ばれる「ソンビ(ダリオ・アルジェント監修版)」(1978年)、「5分間に1回。あなたを直撃する恐怖の超音波」というキャッチコピーがつけられた「サスペリア」(1977年)、ジョン・カーペンター監督によるSFホラーとアクションが融合した「ゼイリブ」(1988年)。

 そのほか、WEBのリクエスト投票で1位を獲得した「八つ墓村」(1977年)、黒沢清監督推薦の「四谷怪談 お岩の亡霊」(1969年)など全18本。

 シネマ・ジャック&ベティの梶原俊幸支配人は「東京・吉祥寺で毎年開催され、映画好きのみならず、音楽好きにも非常にファンが多い爆音映画祭が、横浜で初開催。爆音上映でこそ楽しめる新旧の傑作がそろいます。大音響でなければ聞こえてこない幽かな(かすかな)音をきく、大体かつ繊細な上映をお楽しみください」と話す。

 チケット詳細や上映スケジュールはホームページから。10月29日まで。

 同映画館1階の横浜パラダイス会館では、アーティストによる非営利団体「ART LAB OVA(アート・ラボ・オーバ)」が「アウトサイダー文化的スナック喫茶週間」@横浜パラダイス会館と題し、期間限定で「スナック喫茶」をオープン。飲食メニューを提供するほか、アート展やライブ、帽子おじさんのパフォーマンスなど、テーマ「恐怖映画とアウトサイダーミュージック」にちなんださまざまなイベントを実施する。

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