横浜・関内駅近くの吉田町大通りで8月21日、夏の夜のストリートイベント「吉田まちじゅうビアガーデン」が開催される。
吉田町のメーンストリートを封鎖したワンナイトビアガーデンで、路上ライブやアートパフォーマンスを、ビールやカクテル、食事とともに楽しむことができる。主催は吉田町アート&ジャズタウン実行委員会で、横浜市が2006年から実施している「地域経済元気づくり事業」の一環として開催。
会場では、吉田町ゆかりのミュージシャンを中心に結成されたバンド「ニューオリンズ・ストンパーズ」「吉田町オール・スターズ」がジャズセッションを行う。
アートパフォーマンスには、国内外で活躍するパフォーマンス集団「火付盗賊」が登場。当日は、代表的なファイヤーパフォーマンス「ポイ」をはじめ、「スタッフ」「炎扇」「狐火」「フープ」「スネーク」「炎剣」「インジェクション」など、火と音楽のコラボレーションによるダイナミックで幻想的なステージを披露する。
アート作品の展示も行い、イベント内で飲食をした人を対象にアート作品の抽選プレゼントも。
吉田町アート&ジャズタウン実行委員会の片桐拓弥さんは「吉田町でしか味わえない最高の夜を演出するイベントです。ビアガーデンの開催は初めてですが、ジャズやアートを楽しみながら、吉田町ストリートの約10店舗が提供するおいしいお酒や料理を味わっていただければ」と話す。
開催時間は16時~21時。雨天中止。問い合わせは吉田町アート&ジャズタウン実行委員会(TEL 045-251-3043)まで。
「中区・吉田町地域」は、「地域経済元気づくり事業」の一環として昨年9月に設置された「@かんべぇ」を拠点に、吉田町全体を美術館と見立てた、アートとジャズを生かしたまちづくりプロジェクトに取り組んでいる。吉田町裏道ギャラリーや店舗でアート作品を展示するほか、 毎月、第1・第3金曜日の夜はバーズストリートを中心にジャズの演奏を行っている。