初夏の三溪園でさつきの魅力を紹介する「盆栽展」-苗木無料配布も

「さつき盆栽展」の様子

「さつき盆栽展」の様子

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 三溪園(横浜市中区本牧三之谷58)で5月23日より、さつきの魅力を紹介する「さつき盆栽展」が開催されている。

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 盆栽展では、横浜三溪園皐月会が丹精込めて育てる樹齢数十年を超えるさつきの盆栽約100鉢や山野草50~60鉢を展示。会期中は毎日、盆栽技術などの園芸相談会を実施し、さつき苗木の販売を行う。主催は三溪園保勝会。

 さつきの苗木販売は1鉢あたり1,500円程度が中心で、約200円~4,000円。市価の半額で200点を販売する。初日から販売し、無くなり次第終了。5月30日の10時からは、先着約100人にさつきの苗木の無料配布を行う。

 園内にある三溪記念館の展示室では、各テーマ「新緑のころ」「下村観山」(第1展示室)、「花鳥画」(第2展示室)、「臨春閣と聴秋閣」(第3展示室)のもと、三溪の書画「新緑のころ」や三溪ゆかりの作家作品(「新緑のころ-下村観山」)、臨春閣の障壁画(狩野探幽「四季花鳥図」)などを展示している。なお、6月3日より展示内容が変わり、6月1日 は第3展示室、2日は第1・2展示室が作業のため閉室。

 三溪園保勝会事業課・広報担当の吉川利一さんは「毎年恒例のさつき盆栽展ですが、一言でさつきの盆栽といっても、花の種類や仕立て方、ディスプレーなどはそれぞれ個性豊か。実際に目の前にすると奥の深さを感じとっていただけるはずです。さつきの横に添えられる『草もの盆栽』も脇役ながら見どころの一つ。初夏の風情の庭園とともに、ぜひお楽しみください」と話す。

 会場は三溪園・外苑中央広場。開催時間は9時~16時45分(最終日は16時まで)。入園料は大人=500円、65歳以上=300円、小学生=200円。盆栽展は6月6日まで。

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