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西戸部のアート拠点「ヨコハマアパートメント」で狩野哲郎展

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西戸部のアート拠点「ヨコハマアパートメント」で狩野哲郎展

3月20日に行われたアーティストトーク

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 野毛山動物園裏手の住宅街にある4組のアーティスト向け共同スタジオ兼住居「ヨコハマアパートメント」(横浜市西区西戸部町2)で、自然の設計 狩野哲郎展「鳥がいる庭/庭にいる鳥」が開催されている。

 同展はアーティストの狩野哲郎さんが、今年3月からアパートで滞在制作したインスタレーション。自然光が差し込む建物1階の天井高5メートルの共有スペースを利用したオープンスタジオ「実験スペース ムーンハウス」に、「チャボ」の動きを想定して作られた空間が広がる。

 会場にはホースやロープ、網、ゴザ、フルーツなどを配置し、踊り場には鳥たちのエサを用意。週末には、1羽のチャボを「お散歩タイム」として展示会場内に放つという。

 来場者からは、舞台セットのような展示を見て「まるで動物園かなにかの大きな鳥かごに入っているよう」。チャボの動きから「自分の幼少時代を思い出した」「(建物の)内と外の『あいまいな境界』を何となくチャボも了解しているのではないか」など、さまざまなコメントが寄せられている。

 狩野さんは「大人と子どもの間には言葉があるから認識を共有しているかもしれない。でも、チャボとは言葉でコミュニケーションをとれないから、僕はチャボの動きを想像しながら、公園にある子どもの遊具のように一つひとつ用意し、空間設計をした」と話す。

 「創造力をかきたてる展示」だと語る同アパートの入居者のひとりは「ある日の朝、ふだん見かけない鳥の声が耳に届いた。1羽の鳴き声に感動した自分に気づき、この展示の可能性を感じた。ここに住んでいる私も、通行人も、子どもたちも皆、チャボが気になり見ている」。通行人からは「すてきなお庭」「すてきなお宅」と2通りの声が聞かれているという。

 展示期間中は、狩野さんが居住する2階部屋に展示されているドローイングも作品の一部として公開する。

 28日は16時より、ゲストに清水哲朗さん(東京造形大学教授)、眞島竜男さん(現代美術作家)、小林晴夫さん(blanClass)、同アパートの設計者のオンデザイン代表の西田司さんを迎え、ライブ配信とトーク「blanClass 出張対談+生放送」を開催。

 「4カ月ほど前に、たまたまチャボがホースにつまずく場面に遭遇した。これは予想外の出来事で、とても素敵なことだった」と振り返る狩野さんは、「特に何か芸をするわけでもないし、僕になついているわけでもないこの鳥は、いつも想像の少しだけ外側の動きをする。じっと見ていると見えなかった空間のあたらしい取り掛かりを目にできるかも。今後は、チャボ以外の野生動物に働きかける、ささいなことをたくさん試してみたい」と話している。

 「ヨコハマアパートメント」は、クリエイター、アーティスト向けのスタジオ兼住居で、生活と創作、発信を通して地域と共に多面的な刺激を共有していく試みの場として、本町ビルシゴカイ(中区本町5)に拠点を置く建築事務所「ON design(オン デザイン)」が設計した。建物の2階は、トイレ、バス、ミニキッチン付きの4部屋のワンルーム住居となっている。

 また、「ヨコハマアパートメント」は現在入居者を募集している。問い合わせはオン デザイン パートナーズ(TEL 045-650-5836)まで。

 次回展示は3月27日と28日。開催時間は13時~18時、入場無料。

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