市民が選ぶ今年の横浜10大ニュース-1位は中田宏市長の退職

シーズン開幕前に横浜F・マリノス表敬訪問を受ける中田宏元横浜市長(2009年3月)

シーズン開幕前に横浜F・マリノス表敬訪問を受ける中田宏元横浜市長(2009年3月)

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 横浜市が市民を対象に実施した「平成21年 市民が選んだ横浜10大ニュース」アンケートで、中田市長の退職がニュースの1位に選ばれた。

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 1位は「中田市長が退職」で、2002年に史上最年少の37歳で政令指定都市の市長になった中田宏市長が、2期目の任期途中の8月16日に退職。これにより、衆議院議員選挙と同日の8月30日に市長選挙が行われた。2位は、4月28日から9月27日までの153日間にわたりベイサイドエリア・ヒルサイドエリア・マザーポートエリアの3つのエリアで開催され、総来場者数716万6,300人を集めた「横浜開港150周年記念イベント『開国博Y150』開催」。3位は「第30代横浜市長に林文子氏が当選し横浜市初めての女性市長が誕生」。横浜市長選挙は8月30日に投開票され、BMW東京社長、ダイエー会長、東京日産自動車販売社長などを歴任した林文子さんが当選し、横浜市初の女性市長が誕生した。

 以下、4位「横浜マリンタワーがリニューアルオープン」、5位「日産自動車が41年ぶりに横浜に本社移転」、6位「『2009横浜国際女子マラソン大会』が横浜で初開催」、7位「横浜開港150周年を記念して『象の鼻パーク』がオープン」と「衆議院議員選挙で民主党が圧勝 市内8の小選挙区でも6議席を獲得」、9位「横浜市の高校生に、新型インフルエンザ国内初感染の疑い」、10位「理数科市立高校『横浜サイエンスフロンティア高校』が開校」。

 11位以下は、11位「新型インフルエンザ『世界的大流行』をWHOが宣言、市内でも初の感染者を確認」、12位「フランスの劇団『ラ・マシン』の機械仕掛けの巨大クモが街中に登場」、13位「『渋滞ワースト1』国道1号の戸塚 原宿交差点で地下トンネル片側が開通」、14位「最後の横浜国際女子駅伝で日本が有終の美を飾る」、15位「2010年のAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議横浜開催が決定」となった。

 「みなとみらい地区にキヤノン・キャッツ・シアタ-がオープン」は19位、「横浜市と日産が共創プロジェクト『YOKOHAMA Mobility "Project ZERO"』をスタート」が29位、「CSK本社みなとみらい21地区への移転中止」が42位にそれぞれランクインした。

 10大ニュースは、市の施策や事業についてアンケートを行う「ヨコハマeアンケート」のメンバー961人を対象とした電子メールなどによる調査によるもので、調査期間は12月3日から10日。今年1月1日から12月2日までの横浜に関する主なニュース66項目を提示し、1人10項目の回答を集計したもの。 回収率は55%(529人)。

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