
そごう横浜店(横浜市西区高島2、TEL 045-465-2111)は、「キヤノン・キャッツ・シアター」で11月に開幕する劇団四季ミュージカル「キャッツ」の世界を再現した「Welcome!キャッツ展」を開催している。
展示会場は「都会のゴミ捨て場」をイメージしたキャッツの舞台を再現し、展示されるグローブ・歯ブラシ・新聞紙などは、すべて猫の視線に合わせて作られた約3倍の巨大サイズ。来場者は展示作品に自由に手を触れることができる。
注目を集めているのが、公演で実際に設置されていた「タイヤ」の舞台装置。会場ではタイヤに上ることが可能で、本物の舞台装置を体験できる。タイヤは、横浜公演でも使用される予定。
そのほか、登場キャラクターの額縁や、キャラクター紹介ボード、1983年初演からの上演記録なども展示。「キャッツ・シアター東京」の内観模型では、のぞき穴から劇場空間を体験できる。「なりきり撮影体験コーナー」では、1日限定100組まで、キャッツの壁面の前で無料の写真撮影・プリントを実施する(最終日は限定50組)。
公演前に百貨店内で展示を行うのは劇団四季初の試みで、装飾は同劇団の舞台監督立会いのもと行ったという。
そごう横浜店、販売促進部販売促進担当の花岡陽子さんは「ミュージカル『キャッツ』を知る人、まだ知らない人、より多くの方にキャッツの魅力的な世界を事前に体験して頂ければと思います。入場無料ですので、この機会にぜひご来場ください」と話す。
会場は、8階催会場特設コーナー。開催時間は10時~20時(最終日は16時まで)、入場無料。10月5日まで。
「キヤノン・キャッツ・シアター」(みなとみらい21地区57街区)は、1983年の初演以来、全国8都市、延べ16公演地で上演しているミュージカル「キャッツ」のロングラン公演専用のシアターで、公演は11月11日に開幕する。