三溪園で中秋の名月を楽しむ「観月会」‐古建築ライトアップや演奏も

「観月会」における園内の様子

「観月会」における園内の様子

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 三溪園(横浜市中区本牧三之谷58、TEL 045-621-0634)で10月2日より、中秋の名月を観賞する「観月会」が開催される。

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 同イベントは、毎年「中秋の名月」に合わせて開催される秋の恒例企画。期間中は開園時間を延長し、三重塔をはじめ、園内の主な歴史的建造物をライトアップするほか、紀州徳川家の別荘建築であった国指定重要文化財「臨春閣」を舞台に、日替わりで音楽や舞を披露する。今年は、恒例の琵琶・雅楽・箏曲の演奏に、洋楽器(チェロ・ピアノ)の演奏が加わる予定。

 舞台スケジュールは、琴美会による「箏曲(そうきょく)」(10月2日)、横浜雅楽会の「雅楽(ががく)」(10月3日)、八十嶋龍三さん、八十嶋洋子さんのチェロ・ピアノ演奏(10月4日)、薩摩琵琶錦心流襄水会の琵琶(10月5日)、琴アンサンブル香音の箏曲(10月6日)。時間は、18時~20時(途中休憩もあり)。会場は内苑の臨春閣で、観覧は園内芝生より(屋外)。

 三溪園保勝会事業課・広報担当の吉川利一さんは「観月会の魅力は、ライトアップされ闇に浮かび上がる三重塔、赤い橋、舟とともに、風情ある琴、琵琶、雅楽の調べや虫の音を耳からも楽しめるところです。今年あらたに加わる洋楽演奏もぜひお楽しみ下さい」と話す。

 イベント期間中の開園時間は9時~21時(入園は20時30分まで)。入園料は大人=500円、65歳以上=300円、小学生=200円。10月6日まで。

 今年は、中秋の名月が10月3日、満月が4日となる。

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