地上高273メートルの「空中すいぞくかん」-ドクターフィッシュが人気

スカイガーデン「空中すいぞくかん」の様子

スカイガーデン「空中すいぞくかん」の様子

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 横浜ランドマークタワー69階スカイガーデン(横浜市西区みなとみらい2)で開催中の「空中すいぞくかん」が人気を集めている。

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 「空中すいぞくかん」は、日本一高い展望フロア「スカイガーデン」で毎年行っているイベント。8回目を迎える今年は、サンシャイン国際水族館プロデュースのもと、約30種、400匹の多種多様な金魚や海中生物などを展示する。今回は「夏祭り」をテーマに、フロアを「和と洋」両方の雰囲気を楽しめる、日本と世界のお祭りをイメージした展示となっている。「海の生き物」の生態の神秘に触れられるパネル展示や体験コーナー、記念撮影コーナーを設ける。スーパーバイザーは、夜景評論家の丸々もとおさんと夜景プロデューサーの阿部トモさん。

 会場では、カラ―ジェリーフィッシュ、マンジュウイシモチ、キャメルシュリンプ、カクレクマノミ、アズマニシキ、パンダデメキンなど、世界中のサンゴ礁の海から取り寄せた珍しい生き物を紹介。中でも、今年初登場の「ドクターフィッシュ(ガラ・ルファ)」コーナーでは、水槽に実際に手を入れて、古くなった人の角質をついばむ習性を持つ魚に触れることができる。

 また、「空を泳ぐ魚たちと記念撮影」コーナーもあらたに設置され、展望フロアから広がる横浜のパノラマを背景に、自由に写真撮影することができる。日本コーナーには、昔ながらの縁日コーナーも設けられ、射的・千本つり大会、スーパーボールすくいなどを楽しむことができ、外国の観光客にも好評だという。

 スカイガーデンの井ノ川斉チーフは「夏の恒例イベントになった『空中すいぞくかん』。毎回、展望施設という横浜が一望できる特殊性を生かした展示を模索しています。『夏祭り』をテーマに、国籍問わず、子どもから大人までが集い、楽しみ、触れ合うことができる安らぎの空間を演出しましたので是非遊びにいらして下さい」と話す。

 開催は10時~22時(最終入場は21時30分)。入場料は大人=1,000円、65歳以上・高校生=800円、小・中学生=500円、幼児=200円。浴衣・甚平を着た来場者は入場無料。会場は、横浜ランドマークタワー69階の展望フロア「スカイガーデン」。8月31日まで。

 横浜ランドマークタワーは、1993年にみなとみらい21地区の民間第1号プロジェクトとして創業。高さは296メートルで、高層複合ビルとして現在も日本一の高さを誇り、年間約2,800万人が来館、横浜の観光スポットとして親しまれている。

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