野毛でY150「ヒルサイドエリア」のプレオープンシンポジウム

野毛Hana*Hana

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 野毛地区のまちづくりや市民活動による文化拠点「野毛Hana*Hana」(横浜市中区花咲町1)で6月28日、シンポジウム「『つながりのまち』市民活動の拠点へ:Y150ヒルサイドエリアと野毛」が開催される。

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 同シンポジウムは、横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」の一環で、7月4日に新たにスタートする「ヒルサイドエリア」のプレオープニングイベントとして、野毛地区街づくり会が主催するもの。

 パネリストは、開国博Y150総合プロデューサーの小川巧記さん、開国博Y150アートプロデューサーでFUNEプロジェクトの仕掛け人でもある日比野克彦さん、ミュージシャンでかながわ環境大使でもあり「野毛Hana*Hana」のメディアギルド・メンバーの白井貴子さん。これまで多くの市民が参加するイベントやプロジェクトを成功させている3人が、市民活動の可能性についてトークセッションを行う。

 シンポジウムには、西区、中区、保土ヶ谷区、旭区、緑区、都筑区、瀬谷区の市民も参加し、市民活動の拠点づくりの今後の発展のために意見交換をする。最後は「つながりのまち」を体験するため参加者全員で「横浜市歌」を合唱する。

 「ヒルサイドエリア」は、緑区と旭区にまたがる横浜動物の森公園の中にあり、よこはま動物園ズーラシアに隣接している。市民創発プロジェクトとして公募で集まった市民スタッフが中心となって数々のイベントが予定されており、Y150事業の中で「市民による市民のためのエリア」とされている。

 野毛のまちは、開国博Y150の会場のヒルサイドエリアとマザーポートエリア、ベイサイドエリアの中間地点に位置し、「つながりのまち」として、多くの人々が交流していく場所となることを目指している。

 「野毛Hana*Hana」事務局の小林純さんは「かつて野毛地区界隈が野毛山という一つの山であったように、『つながりのまち』として横浜のほかのエリアとつながっていきたい。野毛地区がつながりをコネクトできる1番の場所になれれば」と話す。

 開催時間は19時~21時。入場無料。定員先着100名(18時より整理券を配布)。

 野毛Hana*Hanaは、野毛地区の地域活性化や映像文化の振興を目的に4月にオープンした新しい文化拠点。映像関連の事業体や個人の共同オフィス「メディアギルド」の運営、映像メディアに関する講座やワークショップの開催、写真専門のアートNPO「ザ・ダークルーム・インターナショナル」活動の拠点、多目的レンタルスペースとしての運用の4つの柱を中心に活動を行っている。

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