ジャック&ベティで「フランスアニメーション映画祭」初開催

コンピューター・グラフィックスの教育機関「Supinfocom」の生徒らによる作品より

コンピューター・グラフィックスの教育機関「Supinfocom」の生徒らによる作品より

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 「シネマ・ジャック&ベティ」(横浜市中区若葉長、TEL 045-243-9800)で8月23日より、日本未公開作品を含む約50本の仏アニメーションを集めた「横浜フランスアニメーション映画祭2008」が行われる。主催は横浜日仏学院で、開催は今回が初めて。

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 上映するのは「ちいさな星の王子様」(2002年、Zoia Trofimova監督)など高度なアニメーション技術とグラフィックを融合した子ども向けのものや、商業的アニメとは一線を画すアートアニメーション、フランスで20年の歴史を持つコンピューターグラフィックスの教育機関「Supinfocom」の生徒による作品、宮崎駿監督らも影響を受けたという長編アニメ作家ポール・グリモー監督の「避雷針泥棒」(1945年)など。そのほか、8月28日にはアニメーション作家で同映画祭プログラムディレクターを務めたジェローム・ブルベスさんと横浜を拠点とするアニメーションディレクター伊藤有壱さんによるトークショーも開催される。

 同映画祭立ち上げのきっかけとなった「シネマ・ジャック&ベティ」の浅井理央さんは「フランスは日本のアニメが浸透している国。もしかすると日本アニメに影響を受けた作品があるのでは、と興味を持ったのがきっかけです。日本でフランスの作品を見る機会は大変少なく、チェコアニメほど認知度がないので、映画祭実施は実験的な試み。映画祭を通じて文化交流の一端となれば」と話す。

 上映時間は各日14時10分~。チケットは一般(1回券)=1,200円、小学生以下(1回券)=500円、パスポート券=5,000円。8月29日まで。

横浜フランスアニメーション映画祭2008日仏学院シネマ・ジャック&ベティ

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