環境テーマの季刊誌「イマジン」創刊-横浜市と出版社が協働で

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 横浜市とランダムハウス講談社(東京都渋谷区)が協働で環境をテーマにした季刊誌「imagine(イマジン)」を6月26日に創刊した。市は編集協力を行い、行政広報では届かなかった範囲に広く取り組みをアピールする狙い。

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 同誌は通勤者を中心とした30~50歳の男女をターゲットに温暖化対策など環境行動を促すことを目的にしたもの。元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏のベストセラー「不都合な真実」の編集スタッフが集結し、ファッションやアート、人物、自治体政策に関する情報を紹介する。また、売り上げの一部を活用した支援なども予定している。横浜市は環境問題への取り組みに関する情報を提供する形で全面協力するとのこと。

 協働での発行は同誌統括プロデューサーの鈴木重美さんが4年前に中田宏横浜市長の著書を担当したのがきっかけだという。当時からゴミの削減に力をいれていた中田市長に、昨年鈴木さんが協力を求めた。鈴木さんは「現段階では横浜の環境問題への活動が全国的に突出しているわけではないが、今後が期待できる。特に来年行われる開港150周年事業という一大イベントでどのような取り組みがなされるかは注目するところ」と話す。

 A4判変形で112ページ。発行部数は50,000部程度。価格は780円。

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