「横浜トリエンナーレ2008」-参加アーティスト30人が決まる

「横浜トリエンナーレ2008」の参加アーティストのひとり中谷芙二子さんの作品
Fujiko Nakaya
(FOGGY FOREST)1992
Children’s Park, Showa Kinen Park
(Structure Design: Kitagawara+ILCD) Tachikawa
Photo©Shigeo Ogawa

「横浜トリエンナーレ2008」の参加アーティストのひとり中谷芙二子さんの作品 Fujiko Nakaya (FOGGY FOREST)1992 Children’s Park, Showa Kinen Park (Structure Design: Kitagawara+ILCD) Tachikawa Photo©Shigeo Ogawa

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 今年9月に開催される国際美術展覧会「横浜トリエンナーレ2008」の参加アーティスト第1陣として30人の作家が3月18日、発表された。

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 参加アーティストは、フィルム、絵画、パフォーマンスなどあらゆる手法を用いて問題意識の高い作品を発表するダグラス・ゴードンさん、中国のポップ・カルチャーを取り入れた写真・ビデオ作品を発表するツァオ・フェイ(曹斐)さん、画家、彫刻家として知られるほか、人工霧を使った作品を世界各地で制作する中谷芙二子さん、カンヌ国際映画祭でカメラ・ドール(新人監督賞)を受賞し、パフォーマンスを取り入れた作品で知られるミランダ・ジュライさん、舞踏家・田中泯さんら。

 選定は同展総合ディレクター水沢勉さんほか5人のキュレーターによるもの。水沢ディレクターは「作品の展示だけでなく、そこに『身体』という要素を絡ませるパフォーマンス性を重視した」と話している。

 会場は、新港埠頭、周囲のパブリックスペース、三溪園に展示スペースを設けるほか、既存の横浜赤レンガ倉庫、日本郵船海岸通倉庫を整備することも決定した。

 同展は、2001年に始まった現代美術の国際展の第3回展。水沢ディレクターの掲げるテーマ「TIME CREVASSE(タイムクレヴァス)」に基づき、世界各地より60~70人程度の作家を選定、多様な作品(映像、インスタレーション、写真、絵画、彫刻等)を展示する。会期中にはワークショップやギャラリートークなどの交流イベントを実施し、「芸術の祭典」として海外への発信も行っていく。

横浜トリエンナーレ2008「横浜トリエンナーレ」の実施会場とキュレーターが決定(ヨコハマ経済新聞)「横浜トリエンナーレ」総合ディレクターに水沢勉さん(ヨコハマ経済新聞)トリエンナーレは横浜に何を残した?市民報告書で読み解く2008年への課題(ヨコハマ経済新聞)

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