横浜・黄金町の特殊飲食店跡を再利用したギャラリースペース

黄金町の特殊飲食店跡にギャラリースペースがオープン(写真=2階の一間)

黄金町の特殊飲食店跡にギャラリースペースがオープン(写真=2階の一間)

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 横浜・黄金町のまちづくりに取り組む「黄金町プロジェクト」(TEL 045-241-5460)は3月1日、大岡川沿いの特殊飲食店跡にギャラリースペースをオープンした。

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 場所は、川沿いに連なる小規模店舗の1軒で、旧屋号「喜」跡。建物は2階建てで、間取りは、1階=7畳一間、2階=2畳×2間。総面積は約7坪。内装は、「モデルルームのように見てもらうために残した」という。

 同スペース初のイベントとして14日まで、日本デザイナー学院の飯田将さんの卒業制作展「Bar Ruby’s」を開催、終了後の17日からは、黄金町エリアの写真を集めて展示する「黄金町写真展」を開催する。今後は、プロジェクト主体で運営するイベントスペースやレンタルスペースとして活用していく予定だという。

 同プロジェクトは、約1年前から黄金町の小規模店舗を利用したまちづくりの可能性を近隣住民や関係者へ提案し続け、周囲の理解が得られた今年2月に同店舗の賃貸契約を締結。同梶原代表は「小規模店舗の再利用で、この街の未来の可能性を具体的な形で提示できたと思う。当面は黄金町の情報発信基地となるような企画を立て、狭さの可能性を追求し、幅広く活用していきたい」と話している。

黄金町プロジェクト

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