「飛鳥2」が大さん橋から世界一周クルーズに出航

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横浜を船籍港とする初の客船「飛鳥2」が4月4日16時、横浜港大さん橋国際旅客ターミナルの岸壁から世界一周クルーズに出航した。歓送セレモニーには、市民数千人が集まり、消防音楽隊の演奏や消防艇の放水で見送った。クルーズは、4月4日から7月14日までの約100日で、エーゲ海、アドリア海、バルト海を航海する。初寄港地は、イタリア・シチリア島のタオルミナほか合計5港。エジプト、ギリシア、スペイン、フランス、メキシコ、米国など21カ国・31港に立ち寄り、7月13日に横浜に戻る。世界一周クルーズの旅行代金は、380万円~1,800万円。同船は、日本籍客船で最大だった「飛鳥」の1.7倍の大きさを持つ豪華客船「クリスタル・ハーモニー」を改修して「飛鳥2」としたもので、全長241メートル、全幅29.6メートル、総トン数50,142トン、乗組員約400名の大型クルーズ客船。
郵船クルーズ株式会社

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