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横浜市開港記念会館で自主映画上映と学習会 多文化共生考える

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 横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1)で9月28日に、外国につながる若者による自主映画上映と学習会「どこでも だれでも 私らしく ~多文化共生と社会教育~」が開催される。主催は神奈川社会教育士会。

リーフレットどこでも だれでも 私らしく ~多文化共生と社会教育~」

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 プログラムは、映画「向陽而生 (こうようじせい)」鑑賞、林錦園 (りん・きんえん)さんの講演、グループワークで構成。

 講師の林錦園さんは、2009(平成21)年、母と暮らすため中国から中学2年生で来日、横浜市中区に居住し、中区内の公立中学校に編入した。2019(平成31)年3月早稲田大学大学院、日本語教育研究科の修士課程を修了。現在は横浜市国際交流協会が運営する「なか国際交流ラウンジ」で、外国につながる若者たちを支える若者人材育成コーディネーターを務めている。

 映画も林さんが中心に制作、作品は日本で働く母に中国から呼び寄せられて暮らした自分たちの経験が元になっている。

 神奈川社会教育士会事務局長の吉見江利さんは「外国ルーツの若者たちは小中学生で親の仕事で日本に来て、異なる文化、わからない授業の中『なぜ自分はここにいるのか』を自問自答している。その姿や想いを知り、地域で何ができるかを一緒に考えて」と来場を呼びかける。

 定員は50人。開催時間は14時~16時。参加費は500円。

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