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2027年国際園芸博覧会「公式ロゴマーク」を公募 最優秀賞100万円

河村正人事務総長(左)と山中竹春横浜市長

河村正人事務総長(左)と山中竹春横浜市長

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 横浜市役所で9月21日、2027年国際園芸博覧会のシンボルとなる「公式ロゴマーク」公募発表記者会見が行われた。2027年国際園芸博覧会の開催に向けて、博覧会の周知と更なる機運の醸成を目的として、博覧会を象徴するロゴマークを広く一般より公募する。

2027年国際園芸博覧会「公式ロゴマーク」公募発表記者会見の様子

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 応募受付期間は10月20日正午~11月5日正午。応募資格は、18歳以上で日本国籍を持つ人、日本在住の外国籍の人。プロ・アマ、経験や受賞歴などは問わない。個人または10人以内のグループでの応募も可能。

 賞金は最優秀賞=100万円、優秀賞=10万円。応募は「2027年国際園芸博覧会公式ロゴマーク公募サイト」で受け付ける。審査は、選考委員会を設けて行い、結果は2023年2月頃に公表する。

 記者会見で、2027年国際園芸博覧会協会の河村正人事務総長は「2027年国際園芸博覧会のシンボルとなる公式ロゴマーク。皆様方のすばらしいアイデアで博覧会が多くの方々に親しまれるものになることを期待し、たくさんの応募をお待ちしている」と話した。

 山中竹春横浜市長は「公式ロゴマークは、テーマの理解、共感を深めるシンボルとなり世界中に発信して行くものとなる。開催までの5年間、公式ロゴを通じて、国内外の多くの皆様に国際園芸博覧会の横浜開催について知っていただき、このビッグイベントを盛り上げていきたい」とコメントした。

 2027年国際園芸博覧会のテーマは「幸せを創る明日の風景 Scenery of the Future for Happiness」、コンセプトは「環境共生社会への挑戦」「自然資本と技術の融合」「風景・景観の最適化(リ・デザイン)」。

 伝えたいキーワードとして、「植物の文化・資源を通じて、明日の日本・地球を考える」「植物が持つチカラに、幸せの実感と未知なる可能性を見出す」「文化・産業が持つ知恵・技術を結集し、自然との新たな関係を提示する」「自然と共に生きる先導的なまちとくらしの風景を描き出す」「多様な気づきと交流で、持続可能な未来を形づくる」「日本・横浜らしさを世界に発信する」を掲げている。

 2027年国際園芸博覧会の会期は2027年3月19日から9月26日。2015年に米軍から返還された上瀬谷通信施設跡地 約242ヘクタールのうち約100ヘクタールを博覧会区域として開催される。

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