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横浜市が高齢者施設や医療機関に抗原検査キット71.3万個を配布

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 横浜市は7月20日、新型コロナウイルス感染症への対応状況について発表した。

横浜市内の第3波~第7波の感染発生状況

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 第7波の状況は、20日現在、陽性者数=6,423人、入院者数=438人、うち重症=5人、中等症等=433人。市内の1日の陽性者数の過去最多を更新。神奈川県内でも過去最多の11,443人が新たに感染したことが確認された。市内の7月1日~20日のクラスター発生状況は、高齢者施設=49カ所、障害者施設=9カ所、医療機関=24カ所の合計82カ所。

 市は、クラスターが発生している高齢者施設、障害者施設、医療機関などの感染拡大を防ぐための早期発見・早期対応のため、医療機関や高齢者施設の職員等が必要なときに速やかに検査を行えるよう、抗原検査キットをさらに約71.3万個を購入し、高齢者施設等の職員が週に1回、2カ月間検査できるよう職員1人あたり10個を配布する。

 施設で陽性者が発生した際には、ただちに市が保有する抗原検査キットを職員と利用者全員分配付する。協力医療機関等を確保できない高齢者施設に対する医療支援等に取り組んでいく。

 ワクチン接種促進の取り組みとして、3回目未接種の12~49歳に対して接種勧奨はがきを8月上旬頃に送付。そのほか、市内大学29校などへの個別訪問を7月中旬から実施している。

 4回目接種促進に向けた取り組みとしては、新たに4回目接種対象者となる医療従事者、高齢者施設従事者など約20万人に、速やかに接種を開始。高齢者施設等における早期接種の勧奨などを実施していく。

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