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「アーツコミッション・ヨコハマ」開設15周年 横浜市庁舎で記念展示とフォーラム

記念展「クリエイターがいるYOKOHAMA」 展示パネルの一例

記念展「クリエイターがいるYOKOHAMA」 展示パネルの一例

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 横浜市芸術文化振興財団が運営する「アーツコミッション・ヨコハマ(以下、ACY)」が開設15周年を記念して、横浜市庁舎で記念の展示企画とフォーラムを開催する。

「アーツコミッション・ヨコハマ」 開設15周年記念フォーラム

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 ACYは2007(平成19)年、横浜市の文化芸術創造都市施策の取り組みの一つとして開設。「芸術文化と社会を横断的につないでいくための中間支援」プログラムによって、アーティストやクリエーター、アートに関わる企業や大学、団体などが活動しやすい環境づくりを推進している。

 記念展「クリエイターがいるYOKOHAMA」は7月21日~8月12日、市庁舎2階の壁面にクリエーターが生み出した「風景」を約100枚のパネルで展示。身近な生活から企業や行政の施策まで、さまざまな場面で社会に関わるクリエーターの活動を紹介するとともに、来場者による投票企画も行う。

 記念フォーラム「クリエイターとともに、都市と芸術の交わる“新領域”をさがす」は8月4日、市庁舎1階の市民協働センターで行う。

 3部で構成し、第1部は「ACYの15年を振り返る」発表と、ニッセイ基礎研究所の吉本光宏研究理事が「ACYから地域アーツカウンシルを考える」をテーマに講演を行う。

 第2部は「アーツコミッション・ヨコハマの現在の活動を協働パートナーとの対話から」で、ACYとともに各種プロジェクトを進める当事者が発表を行う。テーマと出演は以下の通り。「クリエイターの町内会をつくる」(安食真さん=関内外OPEN!幹事)、「町方の若手がつくるアートイベント」(田口竜太郎さん、大野愛さん=ミナトノアート2022実行委員会)、「アートマネジメントの変革は当事者から」(小笠原新也さん=手話マップスタッフ)、「公民連携による新しい文化拠点のつくり方」(川島史さん=BUKATSUDOマネジャー)、「アーティストを育む都市・横浜」(渡辺篤さん=現代美術家)。

 第3部は、「横浜都心と郊外、“次なる新領域”を生み出す場とは?」がテーマのディスカッション。モデレーターの藤原徹平さん(建築家)、パネリストの熊谷玄さん(ランドスケープデザイナー)、後藤清子さん(ピクニックルーム代表)、森祐美子さん(NPO法人「こまちぷらす」理事長)、森川正信さん(クリエーティブディレクター)の5人が登壇する。

 フォーラムの開催時間は14時~17時。参加無料。先着50人(事前申し込み制)。

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