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臨海パークで「東日本大震災・復興支援まつり」 八神純子さんライブも

昨年の復興支援まつりでの「わかめまき」の様子

昨年の復興支援まつりでの「わかめまき」の様子

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 「東日本大震災・復興支援まつり2019」が12月7日、みなとみらい・臨海パーク(横浜市西区みなとみらい1)で開催される。主催は生活クラブ生協神奈川(港北区)。

被災地へ歌を届けるボランティア活動を続けている歌手の八神純子さん

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 岩手、宮城、福島の人々の東日本大震災を「忘れないでほしい」という思いと復興に向けて前進する人々の気持に寄り添い、震災を風化させないことを目指して、今年で7回目の開催となる。

 今年は、焼きガキや「いわしだんご」などの被災地の海産物・名産品、生活クラブ生協生産者の焼きそば、中華まん、天ぷら、コーヒーなどのフード・ドリンクを販売するほか、被災地支援団体の活動を紹介するブースが出展する。

 ステージでは、「みずいろの雨」「ポーラー・スター」「パープル タウン」などのヒット曲があり、東日本大震災の被災地へ歌を届けるボランティア活動を続けている歌手の八神純子さんのコンサートや、ゴスペラーズのメンバーとしても知られる北山陽一さんらよるアカペラライブなどを披露。

 東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた重茂漁協(岩手県宮古市)の協力で、三陸の海で育ったワカメや菓子を袋に詰め、復興への思いと共に来場者に届ける「わかめまき」も行う。

 そのほか、被災地支援団体の活動と被災地の震災から8年がたった今を写真で伝えるパネル展示、東北復興支援カンパコーナーのほか、家庭で余っている食品を、フードバンクを通じて食べ物に困窮する家庭や施設に届ける運動「フードドライブ」なども予定。

 復興支援まつり実行委員長の藤田ほのみさんは「3.11から8年以上が経過し、情報も関心も薄くなっているが、忘れないこと、風化させないことが大切と思う。祭りには、岩手、宮城、福島から、東北の美味しい物産とともに、被災地からおおぜいの人が集う。被災地の今を生の声で伝えてもらうとともに、今を伝えるパネル展示も行う。ぜひ、おおぜいの人に知って、交流してほしい」と話す。

 開催時間は10時30分~14時30分。雨天決行。参加無料。

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