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横浜中華街に崎陽軒「シウマイバル」 「アツアツ」のシウマイをその場で提供

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 崎陽軒(横浜市西区高島2)は中華街に「崎陽軒 中華街シウマイBAR(バル)店」(横浜市中区山下町185)をオープンした。

「コロコロ回って見た目もかわいい」 シウマイBARではコヤキを作る機械で焼焼売をつくる

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 2016年に東京駅一番街にオープンした「アツアツのシウマイ」とお酒を楽しめることで人気の「シウマイBAR(バル)」が横浜にないことから多くの声を受けて今回オープンが決まった同店。店舗面積は約24坪。2人掛け2席、4人掛け1席、カウンター7席を設ける。全席禁煙。

 メニューは、通信販売でしか手に入らなかった生姜とオイスターソースを効かせ「もち米シウマイ」(450円)、「シウマイ5種盛り合わせ」(680円)、シウマイ弁当の「筍煮」(300円)、ランチメニュー「シウマイ5種盛り合わせセット」(900円)のほか、生ビール、レモンサワー、ハイボール、タピオカミルクティーなどのドリンクも用意する。

 店内の土産コーナーでは、「かにシウマイ」(760円)、「桜えびシウマイ」(670円)、「えびシウマイ」(740円)などを販売する。

 緑川美津雄常務取締役は「今回オープンさせるこの地は昔『エル』という喫茶店があった。2017年の10月にオーナーの都合で閉店が決まり、当社に出店の話をいただいた」と振り返る。「横浜は日本では有名だが、インバウンドに弱い。食べ歩き需要も高まっているので『テイクアウト』をひとつのテーマにしている」と話す。

 同社は、シウマイバルをオープンした2月27日に合わせ「焼焼売(やきシウマイ)」を発売した。商品は真空パックで、製造から5カ月間常温で保存が可能。他のシウマイと異なり、原材料に醤油を使い、タケノコが入っているのが特徴。商品は全店舗で販売する。価格は15個入り620円。

 同店では店舗内に「焼焼売」を作る機械を導入し、「焼焼売」のできたてを食べられる。機械は、社長のアイデアで温度調整の関係と「コロコロ回って見た目もかわいい」ことからタコヤキを作る機械を使用。機械があるスペースはガラス窓で、外から作る様子が見られる。

 野並直文社長は「この店は1年以上の期間をかけ、総力をかけて開店する。ここは中華街の一等地。新しい中華街の名所にしたい。多くのお客さんにきていただけたらこんな嬉しいことはない。中華街の発展にも寄与したい」と話す。

 緑川常務取締役は「これから暖かくなるし、一番いい時期にオープンできたと思う。当社の理念でもある『名物・名所の創造』をもとに、ここも名所にしていきたい。ここは中華街の東門からよく見える一等地。息の長い店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~21時。

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