国の重要文化財「帆船日本丸」ですべての帆をひろげる総帆展帆

帆船日本丸とランドマークタワー

帆船日本丸とランドマークタワー

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 日本丸メモリアルパーク内の「帆船日本丸」(横浜市西区みなとみらい2)で11月12日、帆船日本丸の29枚すべての帆をひろげる「総帆展帆(そうはんてんぱん)」が行われる。

 帆船日本丸は、9月15日に国の重要文化財の指定を受けた。海上で保存されている船舶の指定としては、昨年の「氷川丸」に次いで2番目。

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 総帆展帆は、日本丸の29枚すべての帆を広げて「太平洋の白鳥」と呼ばれた日本丸の美しい姿を見ることができる。訓練を受けたボランティアスタッフ約100人が「わっしょい わっしょい」の掛け声のもと、約1時間かけて展帆作業(帆を広げる)を行い、その後約1時間かけて畳帆作業(帆をたたむ)をする。最も高いところで海上から約46メートルある帆桁(ヤード)に登りすべて手作業で行う。

 作業はボランティアの協力を得て行われている。帆をひろげる時間は10時30分から11時30分頃、帆をたたむのは15時から16時頃。

 日本丸は1930年に神戸で建造。船員養成のための練習船として使われた。1984年9月に引退し、1985年4月よりパーク内展示ドックで浮体展示されている。全長97メートル、総トン数2,278トンで定員138人(練習船時代196人)。現在は横浜市が所有し、帆船日本丸記念財団・JTB コミュニケーションデザイン共同事業体が管理運営している。

 帆船日本丸が係留されている、旧横浜船渠株式会社第一号船渠(せんきょ)は2000年12月4日に国の重要文化財に指定され、2007年11月30日には経済産業省の近代化産業遺産に認定されている。

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