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横浜市内各地で「マチノトリエンナーレ」 イオンや花屋にアート作品

「マチノトリエンナーレ」ディレクターの内藤正雄さん

「マチノトリエンナーレ」ディレクターの内藤正雄さん

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 横浜市内各地の公共施設や店舗で現在、現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2017」の応援企画「マチノトリエンナーレ」が開催されている。

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 「マチノトリエンナーレ」は、アートを街全体に広げ、身近に感じてもらおうと、横浜芸術文化振興財団(横浜市中区山下町2)とtvkコミュニケーションズ(横浜市西区西平沼町6)が今年初開催。区民文化センターや複数のイオン店舗、生花店、ワインバーなどを会場に、展示やインスタレーション、ワークショップ、マルシェなどを展開する。

 横浜市栄区民文化センターリリスのエントランスロビーでは、SUZUKIMIさんによる大型切り絵作品「全ては〝ありがとう〟につながる」を展示。牛乳パックを素材に、世界中の言葉で「ありがとう」を意味する文字と花をつなげる(10月30日まで)。青葉区民文化センターフィリアホールでは、緑区で花屋を営む大迫真奈美さんによる、植物を使った作品「Plants×Music “reborn”」を展示する。

 また、イオン天王町店(保土ケ谷区)では、内藤正雄さんの「食べものの意味」を表現した写真展、鯖寅果実酒商店(中区)では、秋山直子さんによる猫の写真展「街に探す」を開催している。

 ディレクターを務める内藤さんは、「街の日常にある食、飲、音楽、プロダクト、身につけるもの、植物、さらには横浜の暮らし、歴史、文化そのものが『表現』であるということを、この『マチノトリエンナーレ』を通して、一人でも多くの方に感じていただければ嬉しい。街でアートを楽しみ、そして開催中の『ヨコハマトリエンナーレ』にも、ぜひ足を運んでいただければ」と話している。

 開催期間は11月5日まで。そのほかのプログラムや連動企画の詳細はホームページから。

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