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三溪園でハスの開花をたのしむ「早朝観蓮会」 蓮の葉シャワーや朝がゆも

インドで聖者の花と言われるハス

インドで聖者の花と言われるハス

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 三溪園(横浜市中区本牧三之谷58)で7月15日から、期間限定で早朝に開園し蓮(ハス)の開花を楽しむ「早朝観蓮会」が開催される。

ハスの茎と葉の葉脈に水を送りつくる「蓮の葉シャワー」

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 早朝観蓮会は、同園の創設者の原三溪が好んだ蓮の開花を、より多くの人に楽しんでもらおうとスタートしたイベント。期間中の土・日曜、祝日は、開花時間に合わせ特別に朝6時に開園し、明け方からゆっくりと開花する蓮の姿を間近に見ることができる。

 現在、同園に生育している蓮は主に一重咲きの大きな花が咲く原始蓮で、開花1~2日目は比較的濃い赤色、3~4日目には桃色に変化し、根元の部分が白くなるのが特徴。三溪は自らが構想し生涯愛用した茶室を蓮華院と名付け、蓮の花が美しく池を彩るころになると親しい人々を招き、茶会を催したという。

 開催日には園内に設置された「蓮の体験コーナー」で、蓮茎の糸採りや葉っぱのお面作り、蓮茎ストローのシャボン玉遊び、蓮の葉シャワーなどが楽しめる。また、茶店では早朝限定メニューとして「朝がゆセット」などを提供する。

 三溪園の吉川利一さんは「園内の三溪記念館では現在、原三溪による蓮の絵5点を展示。5幅の掛け軸が同時に並ぶ様は珍しく圧巻なのでこちらも楽しんでいただけたら」と話す。

 会場は外苑・蓮池周辺。イベント開催日の開園時間は6時~17時(三溪記念館は9時オープン)。早朝観蓮会の開催時間は6時から8時30分。入園料は大人=700円、小中学生=200円、市内在住65歳以上=200円(濱ともカード提示)。実施日は7月15日・16日・17日・22日・23日・29日・30日、8月5日・6日の9日間。

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